鬼を欺く男。 『アイアムレジェンド』『地球最後の男』『流血鬼』設定・結末の違いまとめ

【鬼滅の刃】173話のネタバレ【悲鳴嶼・無一郎が透き通る世界に】|サブかる

鬼を欺く男

きょう、かえるをつかまえたよ。 はこのなかにいれていろいろあそんだけど、だんだんあきてきた。 おもいついた。 みのむしのかっこうにしてみよう。 くちからはりをつけてたかいたかいところにつるしてみよう。 子どもが書いたような稚拙な犯行声明文。 遺体をカエルに見立てて遊んでいるかのような犯人に、マスコミは 『カエル男』という名前をつけた。 ネタバレ 『カエル男の正体は誰なのか?』 警察の捜査が進むにつれて、だんだんその人物像が明らかになっていきます。 身長150~160cm• 成人女性を持ち上げてフックに吊るせるほどの体力がある• 精神的な病に罹患している 埼玉県警は犯人逮捕のため 『前歴のある精神障碍者』をマークすることに。 主人公で刑事の古手川和也は 『当真勝雄』という少年を担当することになります。 勝雄は過去に幼女を殺害したものの、知的障害が認められて医療少年院に入り、今は社会復帰して歯医者で雑用働きをしている、という人物。 古手川から見た勝雄は『不器用だけど一生懸命』という印象で、「カエル男とは無関係だろう」と判断します。 ところが、読者目線的にはこの当真勝雄…… めちゃくちゃ怪しいんです! というのも、小説にはときどき『ナツオ』という少年の回想が挟まれるんですが、• 実の父親が最低のクズ野郎で、あらゆる虐待を受けていた。 そのせいでナツオの人格は分裂し、虫や小動物の命を奪って喜ぶ残虐な人格が生まれた。 やがてナツオは自分になついていた女児の命を奪う。 医療少年院に送られたナツオは 『改名して』社会に復帰した。 という内容なんですね。 どう考えても 『ナツオ=勝雄=カエル男』 だとしか考えられません。 極めつけは、現在の勝雄を描いたシーン。 勝雄の机には古い日記帳が入っているのですが、そこに書かれていた内容は…… きょう、かえるをつかまえたよ。 (以下略) カエル男がいつも残している犯行声明文とまったく一緒! そして、まだまだこれだけではありません。 被害者の共通点 カエル男によって命を奪われた犠牲者は4人。 荒戸玲子 (20代OL)……吊られる• 指宿仙吉 (年金暮らしの老人)……潰される• 有働真人 (小学生)……解剖される• 衛藤和義 (入院中の弁護士)……燃やされる 一見バラバラに見える被害者たちには、2つの共通点がありました。 全員が勝雄が働く沢井歯科の患者である。 名前が50音順になっている。 あらお、いぶすき、うどう、えとう。 ア、イ、ウ、エ。 カエル男は沢井歯科のカルテを見て、50音順になるようにターゲットを選んでいたんです。 そんなことが可能なのは沢井歯科の関係者だけ。 その中でもアリバイがとれていないのは、寮の部屋にいつも引きこもっているという勝雄だけ。 勝雄は漢字を読むことはできませんが、カナがふってあるカルテなら『指宿 (いぶすき)』を読むことができます。 また、勝雄は超記憶力を持っているので、カルテで見たターゲットの住所を覚えておくことも簡単です。 !? 第4の被害者である衛藤は『カエル男』の指の肉を噛みちぎっていました。 ところが、勝雄の指には怪我がありません。 これはいったい……? 違和感を覚えた古手川は、 意外な人物の指に真新しい噛み傷があることに気がつきます。 その人物の名前は『有働さゆり』 当真勝雄の保護司であり、3人目の被害者である有働真人の母親でもある人物です。 さゆりはピアニストであり、音楽療法で勝雄の『治療』を担当していた人物でもありました。 シングルマザーではありましたが、いつも優しくて、不遇な少年時代を送った古手川は理想の母親の姿をさゆりに重ねていました。 しかし、実はそれは世を欺く仮の姿。 有働さゆりこそが、真の『カエル男』だったのです。 犯行動機と叙述トリック 有働さゆりの目的は、ズバリ『金』 真人が亡くなれば、さゆりはこども保険と犯罪被害給付金制度による金を手にすることができます。 あわせて5千万円にも満たない金のために、さゆりは実の息子の命を奪ったのです。 え、じゃあ他の3人は? 真人以外の3人を手にかけた理由について、さゆりはこう語っています。 「わたしは真人さえいなくなればよかったけど、真人だけ死んだら当然わたしも容疑者に加えられる。 でも他に3人も無関係な奴が殺されれば容疑者から外される。 飯能市の中から無作為に、50音順に殺されていく……その異常性に本来の動機は見えなくなる」 木を隠すなら森の中。 『真人を葬る』という主目的を隠すためだけに、さゆりは他の3人を手にかけたのでした。 実際、警察は犠牲者の共通点を探すことに時間をとられてしまい、さゆりを容疑者だとは1ミリも考えていませんでした。 さゆりはピアニストとして数々の賞をとっていましたが、コンサート・ピアニストにはなれませんでした。 そんなさゆりにとって、大金をかけて改装した 完全防音のピアノ部屋だけが、自分の居場所でした。 「この部屋がそんなに大事なのか。 たった1人の子供よりも」 「比べ物にならないね。 もともと、可愛いとは思わなかった。 出ていった男にそっくりで憎たらしいったらありゃしない」 裏表がひっくり返ったように豹変したさゆりですが、まったく兆候がないわけではありませんでした。 真人の体には青痣(あおあざ)があった。 いじめによるものだと思われたそれは、実はさゆりからの虐待でできた痣だった。 真人が亡くなった後、さゆりは半狂乱になって悲しんだが、涙だけは見せなかった。 さゆりももともとは医療少年院出身で、過去には勝雄と同じ精神科医からケアを受けていた。 なんのことはありません。 警察の『犯人は精神的な病に罹患している』という見立てそのものは間違っていなかったのです。 『明るく穏やかな有働さゆり』は狡猾なさゆりが被ったただの仮面。 その本性はかつて 自分になついていた 幼女の命を奪った子供時代から何1つ変わっていなかったのです。 偽物のカエル男。 カエルの日記は勝雄のもの。 過去に(さゆりとは別の)幼女の命を奪った。 知的発達系の精神病患者。 さゆりによって『自分こそがカエル男だ』と思い込まされた。 どちらも『幼女を手にかけた過去』を持っていたりと、ネタバレのあとでは多くのミスリードが見えてきます。 勝雄はさゆりからの刷り込みで『自分こそがカエル男なのだ』と思い込まされていたんですね。 雑用働きの毎日に不満をためていた勝雄は、自分こそが世間をにぎわせているカエル男だという『現実』に満足していました。 冴えない毎日を送る自分が『人々から恐怖されている存在』であることに昏い喜びを感じていたんですね。 2回目!? なんと、事件にはまだ裏があります。 さゆりが勝雄を操って犯人に仕立てあげたように、 さゆりを操って事件を起こさせた『黒幕』がいたのです。 黒幕の名前は『御前崎宗孝』 犯罪心理学の権威にして、 医療少年院でさゆりや勝雄の治療を担当した精神科医でもある人物です。 一度は回復して社会復帰したさゆりが残虐な精神に逆戻りしてしまったのは御前崎のせい。 御前崎はさゆりのトラウマを刺激してその精神を破壊すると、ローン返済の手段として『カエル男事件』の構想を吹き込みました。 実際に事件を起こし、被害者の命を奪った実行犯はさゆりです。 ただ、その裏には御前崎教授という真犯人がいました。 『カエル男事件』は 三重構造になっていたというわけですね。 さゆりのときと同じですね。 御前崎にとって他の3人の犠牲者は、復讐という『本当の目的』を隠すためのカモフラージュにすぎません。 無関係な人間を巻き込み、一度は安定したさゆりの精神を壊してまで、御前崎は衛藤を葬ることに執着していました。 【刑法39条】• 心神喪失者の行為は、罰しない。 心神耗弱者の行為は、その刑を減軽する。 衛藤はこの裁判の弁護士で、御前崎は被害者の遺族でした (殺された母親は御前崎の娘だった) 加害者の少年を精神鑑定した精神科医は衛藤の友人であったりと、衛藤が無罪判決を勝ち取った背景には『黒い噂』も……。 というわけで、御前崎は衛藤への復讐を計画したわけですね。 「不思議だとは思いませんか。 4人もの生命が奪われながら、実行犯が精神障碍者というだけの理由で誰も罪に問われない」 「人を殺めたものも寛解状態を認められれば社会に復帰する。 それも良かろう。 だが、それは人を食らった獣を再び野に放つことだ。 野に放てと叫んだものは、その獣と隣り合わせに暮らす恐怖を味わう義務がある」 「殺された4人の遺族はさぞかし無念だろう。 今回ばかりは世論も39条を永らえさせたことを後悔するだろう」 改めて『カエル男事件』を振り返ってみると、3年前の事件で精神障碍者に大事な娘と孫を奪われた遺族が、今度は精神障碍者に衛藤と何の罪もない人々の命を奪わせた、という構造になっていることに気がつきます。 つまり、御前崎の復讐対象は衛藤個人ではなく刑法39条そのものだったのです。 裁判を歪めた加害者側の関係者• 加害者を無罪にした刑法39条• それを良しとした世論 そのすべてに復讐するため、御前崎は 『刑法39条で犯人が無罪になる連続殺人事件』をつくりだしたのでした。 仮にさゆりが何か証言したとしても、それは心神喪失者の言葉ということで証拠能力を持ちえないのです。 『完全犯罪』 御前崎が黒幕だとわかっているのに捕まえられない悔しさに古手川は歯噛みします。 3年前の事件の加害者と、精神鑑定を行った精神科医。 御前崎はこれからその2人にも復讐するだろう、というなんだか後味の悪い終わり方で今度こそ物語は終わ…… このパターンしつこいよ!? ラスト1行の衝撃 さゆりが『カエル男事件』の犯人として逮捕されたことで、先に逮捕されていた勝雄には冤罪が認められました。 ただし、さゆりの刷り込みによって、勝雄はまだ『自分こそが本当のカエル男だ』と思い込んでいます。 すると、どうなるか。 ラスト1ページの衝撃をまるっとお届けします。 自分が入院している間にカエル男の称号をちゃっかり奪ってしまった。 だが、勝雄にはわかっている。 有働先生は自分の代わりに捕まってくれたのだ。 自分にあの続きをさせるために。 自分はその期待に応えなくてはいけない。 元の生活に戻ったら、すぐ5人目の獲物を渉猟しなくてはいけない。 だが、その居場所はすでに明らかだ。 5人目は有働先生の指示ではなく自分で選んだ。 マツドシシラカワチョウ3-1-1 一度網膜に映ったカルテの情報は記憶に刻まれて消えることがない。 駅名表示は平仮名なので勝雄にも判読できる。 電車を乗り継げば勝雄の住所からもたどり着けるだろう。 5人目の名前ももちろん、覚えている。 御前崎も沢井歯科の患者だった(そこで衛藤を見つけた)• 50音順では次の被害者の頭文字は『オ』 皮肉なことに御前崎はカエル男(勝雄)の次の標的に選ばれていた、という結末ですね。 因果応報という言葉を連想させる、ゾクッと鳥肌が立つようなラスト1行でした。 リンク ドラマ『連続殺人鬼 カエル男』の配信は? ドラマ『連続殺人鬼 カエル男』は U-NEXT の独占配信作品です。 31日間の無料お試し期間を使えば、課金なしで視聴することができます。

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2020. 家庭的な夫で、多情多感な父として、普通に生きていく。 しかし、誰にも知られたくない過去を持っている。 自分の意志とは関係のない嵐に会った帆船のように、いつ壊れて転倒するかわからない人生だった。 しかし、めまいをしながら持ちこたえ、最後に一人の女性と出会い、人生に静けさを取り戻した。 その女性が今の妻ジウォンである。 ジウォンは何も知らない。 ヒソンが過去を隠すために、身分を変えたということも。 彼は何者なのかも。 ヒソンは最後の瞬間までジウォンを欺く。 罪悪感はない。 愛さえも演じた男。 柔らかい微笑みを見せ、「彼女が必要だ」と言う。 ナム・ギエ コン・ミジャ役(64)薬剤師。 ヒソンの母。 薬局を運営している。 自分のコントロールを外れると、人であれ、状況であれ、耐え切れずヒステリックな反応を見せる。 時折強圧的な態度を見せ、ヒソンへの過度の愛着のため、言い知れぬ所有欲を感じる。 そのため、ヒソンが冷静に線を引く時は、さびしい感情が突然わいてくる。 そのさびしさで、ヒソンを圧迫する言葉がつい口をついて出てしまう。 お前の人生は、お前だけの物か? ソン・ジョンハク ぺク・マヌ役(67)大学病院長。 ヒソンの父。 外科専門医であり、応急医学専門医。 尊敬と憧れを一身に受けている。 おとなしく温かい人柄と優れた実力で、同僚、後輩の医師の手本になる人だ。 他人をうらやむことのない人生。 しかし、月の裏側のようにマヌの裏面を見た人は誰もいない。 世界中の誰も想像することができない、家族の秘密がある。 15年前に、マヌは人生最大の危機を迎えた。 事故だった。 自らの恥部を現わさないために妥協をした。 その時はそれが最善だと思った。 ムン・チェウォン チャ・ジウォン役(37)殺人課刑事。 ヒソンを熱烈に愛した女性であり、彼を崖っぷちに追い詰める、殺人課刑事。 職場の犯罪現場では、鋭い勘と捜査能力で事件を解決する有能な殺人課刑事が、夫の前では武装を解除する。 ずさん極まりない夫を望む。 そんな彼女が、夫の過去を疑うようになって、幾重にも積まれている夫の秘密を暴いていく。 もし、私が知り得た夫の過去と身分が、すべて偽ならと。 不可解で恐ろしい犯罪の継ぎ目が夫だとは。 自分自身に最も過酷な質問に必ず答えなければならない。 それでも彼をまだ愛しているのか。 チョ・ギョンスク ムン・ヨンオク役(61)スーパー経営。 ジウォンの母親。 ジウォンが子供の頃から、スーパーを運営している。 娘の近くに住んで、孫娘であるウンハを頻繁に面倒を見てくれる。 婿であるヒソンが実の息子のように好きで、家族のように接する。 チョン・ソヨン ぺク・ウンハ役(6)ヒソンとジウォン夫婦の娘。 外で働く母ジウォンよりも一緒に多くの時間を過ごす、父のヒソンに強い愛着を持っている。 ジウォンとヒソンを笑わせたり、マヌさえも武装解除させる、幸福と和解のアイコン。 チャン・ヒジン ト・ヘス役(37)特殊メイクアップアーティスト。 悲惨な家族の歴史を一人で生きてきた、連続殺人犯の娘。 ト・ヒョンスの姉。 息を殺して生きてきた。 風に吹かれてひょろひょろするような華奢な外見だが、近づき難しい、重い雰囲気を持っている。 母は父に殺され、弟は逃亡している。 この数奇なヘスの家族史に、世間の関心が集まるのは当然だった。 どこに行っても、放送局のカメラと記者は必ずヘスを見つけ出し、彼らは過去の質問でヘスを苦しめた。 父がなぜそのようなことをしたのか。 殺人をする時はどんな気持ちだったか。 どのように被害者を選んだのか。 父親がどんな人だったのか。 ヘスではない。 父とヒョンスの間にヘスの入る隙はなかった。 18年前の残酷な夜、誰もその日の真実を知らない。 姉は普通に生きて、ヒョンスは去り、今までヒョンスを見ない。 そしてヘスの初恋ムジンが、そして、過去が彼女を追う。 18年前、父が犯した連続殺人事件はまだ終わっていなかった。 ト・ミンソク(死亡)連続殺人犯。 ヘスとヒョンスの父親。 18年前に全国を騒がせた「ヨンジュ市連続殺人事件」の犯人。 明らかになった犠牲者だけでも7人。 他にも余罪がある。 法によって警察に捕まる前に命を絶ったため、調べる方法はない。 ト・ヒョンス役(36)連続殺人共犯? ヘスの弟。 父ミンソクが自ら命をたった後、村に噂が回った。 連鎖殺人魔のト・ミンソクに共犯者がいると。 その頃、村長が殺害されて、18歳だったヒョンスは姿を消した。 ソ・ヒョヌ キム・ムジン役(36)週刊誌『一週間』の記者。 仕事が集まり、ややこしくなり、うっかりスクープまで爆発させる記者。 自由奔放で、自己中心的で、狡猾な性格。 ヒットする刺激的な出来事を探して、どこにでも行く。 子供を殺害しようとしたサイコパスの父? 完全にムジンの好みの事件である。 ムジンはサイコパスに関心を持つ。 刺激的だから。 18年前に、故郷で起こった連続殺人事件の犯人が、金属職人だった。 その娘は、ムジンの初恋だった。 ヤン・ヘジン カン・ピルヨン役(51)週刊誌『一週間』チーム長。 ムジンの直属の先輩で、ムジンにアドバイスや忠告を惜しまない。 記者としてスクープをよく取ってくるムジンの能力を認め、スクープへのムジンの執着を誘導することもある。 しかしながら心の片隅では、人間としてムジンを弟のように大切にする。 カンス署凶悪犯罪課第3チーム チェ・デフン イ・オチョル役(43)凶悪犯罪課第3チーム長。 ジウォンが所属するチームのチーム長。 合理的で忍耐が強い。 一見とても合理的なせいで、冷たく素っ気なく感じられる時もある。 ジェソプと常にいざこざを起こす。 しかし、何よりもチームメイトの安全を最優先にする深いリーダーだ。 チェ・ヨンジュン チェ・ジェソプ役(43)凶悪犯罪課第3チームのベテラン刑事。 ジウォンには直属の先輩である。 人脈だけは刑事チームで最高。 たまに法を無視して、勘で捜査を進める、昔風の刑事。 典型的なおじさんだが、他のチームメンバーが公務員としての品位を守るべき時、言葉を代わりに言ってくれる、サイダーのように爽快感をもたらす刑事でもある。 キム・スオ イム・ホジュン役(29)凶悪犯罪課第3チームの末っ子刑事。 チームの最年少。 ジウォンのパートナー。 殺人課に来て以来、つらい仕事の度に、ホジュンを助けてくれた人がジウォンだった。 ジウォンと一緒に仕事をすればするほど、ホジュンは良い奴になる。 ジウォンを尊敬して従う。 イム・チョルヒョン ユン・サンピル役(51)凶悪犯罪課の係長。 カンス署で凶悪犯罪課のチーム全体を管理するための凶悪犯罪課係長。 一見、惰性で事件に接する面があるが、重要な瞬間には、凶悪犯罪課第3チームに協力を惜しまない。 火のような性格。 周辺人物 キム・ジフン チェ・ビョンモ ユン・ビョンヒ チュ・イェウン 週刊誌記者 キム・ムジンの後輩。 パク・スヨン ユ・ヒョニ役 パク・ヒョンジュン 元PRISTINイム・ナヨン ヘス役の高校生時代 T-ARAのウンジョン 不意の交通事故で全身麻痺になった妹のために、高利貸しを利用しながらアルバイトで生活をしていく人物。

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文庫本表紙と内容がこれほど乖離した小説も珍しい。 内容はホラーサスペンスなのに表紙のカエル男君可愛すぎでしょ。 これは内容虚偽でJAROにチクらなくっちゃものです。 それはさておき、まず「カエル男」という凡庸なネーミングがイケテル。 ところがこの「カエル男」という題が壮大なトラップの鳥羽口になっている。 連続無動機殺人事件の犯人「カエル男」の独白を間に挟みながら、物語が進むのでその犯人の心の闇とサイコぶりに拍車がかかります。 前半はどうやらサイコホラー仕立て。 殺されるのは、順番に荒尾礼子(OL)・指宿仙吉(老人)・有働真人(子供)。 荒尾は口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた全裸腐乱死体で、指宿は車のトランクに入れられ車ごとプレスされた状態で、有働は全身バラバラ、内臓まで取り出されて砂場に陳列られた状態でいずれも発見されます。 犯行現場には稚拙なひらがなで「カエル男」の犯行表明文章が残されていました。 中山さんのこの猟奇死体の表現がまた微に入り細を穿って、執拗に猟奇的。 ホラー嫌い(怖いの嫌だ)の塩味にとっては前半のこの犯行描写ですでに 「引きモード」となります。 捜査の途中でアイウエオ順に殺されていることが判明し、頭文字が「え」「お」の人々を中心に市民は大騒ぎになります。 ここまでクリスティーの『ABC』かクイーンの『九尾の猫』のまねっこかと思わせ、 更に塩味の興もそげるのです。 このサイコ犯罪に立ち向かうべく、刑事たちは躍起になりますが、最後までカエル男は警察を欺くことに成功し、ついに第4の犯行・衛藤和義(弁護士)が焼き殺されるに至って、市民たちは恐怖とパニックに陥り大騒ぎ。 容疑者リストを出せと住人が大挙して警察署に押し寄せ暴徒化したため、主人公の刑事・古手川は大怪我を負うのでした。 ところがこの古手川の超人的な体力と偶然の手がかりのおかげをもって、403ページ中239ページでやっと連続殺人鬼「カエル男」にたどり着き逮捕します。 と、ここまででもB級ホラー作品としてそれなりに星2個や3個は獲得できるいい出来栄えではありますが、残り60ページ余りでどんでん返しに次ぐどんでん返し。 中山七里さん読ませてくれますねぇ。 サイコ野郎によるホラーサスペンスを、頭脳犯による安全犯罪にまで昇華させてくれます。 ネタバレにならないようにこれ以上は詳しく書けませんが、同じく刑法第39条を扱った小説に通じる名作です。 この小説続編があるようですので読まなくっちゃです。

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