千葉 停電 復旧。 千葉「大停電」復旧の遅れの原因と責任と後始末――県か?東電か?: J

千葉県停電エリアがわかる停電マップ

千葉 停電 復旧

台風15号で多くの電柱が倒壊し、千葉県を中心とした停電は長期間続いた。 電柱にはNTTの電話線、光ケーブル(インターネット)など、さまざまな役割のケーブルが張られており、このライフラインの寸断が大きな影響を及ぼした。 国の基準では、平均風速40メートルに10分間耐えられるように定められている電柱が、最大風速35. 1メートルの風で次々と倒れたのはなぜか。 鋸南町の現場を見たユニバーサルエネルギー研究所・金田武司氏は、「トタン屋根や看板などの飛来物が被害を拡大した」と指摘した。 飛来物が電柱に与える影響を模型で実験すると、風速20メートルでも畳7枚分の飛来物が電線や電柱に張り付くと、風速40メートルに匹敵する負荷がかかることが分かった。 誰も把握していなかった被害状況 「隠れ停電」も起きていた。 大網白里市は9月19日(2019年)には停電戸数は「0戸」とされていたが、市役所には停電を訴える100件以上の問い合わせがあった。 これは電線の構造が関係していた。 電柱の電線には3種類あり、6600ボルト以上の「高圧線」、100ボルト・200ボルトの「低圧線」、そして電柱から各家庭に送電する「引き込み線」だ。 東京電力のモニタリングシステムでは高圧線の状況しか確認できず、低圧線と引き込み線を確認するには、住民からの連絡と実際に電柱に上って確認するしかない。 今回は、その状況がつかめずに「隠れ停電」が発生していた。 これらの事態にどう備えるべきなのか。 木更津市の危機管理アドバイザー・国崎信江さんは、「東電の情報を市はテレビで知る状態で、市はその情報を信頼して、停電よりも災害対応、物資調達に振り回されてしまった」と分析している。 金田氏は「飛来物により、送電の"毛細血管"がやられてしまった。 事前に対応できたはず」と指摘した。 NHK千葉支局の佐野豊記者は、自治体が電柱周辺の伐採することも対策になるという。 「電源車」余ってた?自治体から配備要請なし 病院に電源車が来ないという問題もあった。 南房総市の中原病院には100人が入院していて、エアコンが使用できず、暑さで体調不良を訴えていたが、電源車は来なかった。 市役所は中原病院には非常用自家発電機があり、治療は続けられると判断したのだ。 実際は、自家発電機では人工透析などの治療はできても、エアコンが稼働できない。 中原病院は東京電力に電源車の配備を要請したが、東京電力から連絡があったのは要請から2日後だった。 緊急度合いに応じて優先順位をつける「電力トリアージ」が行われていなかったのだ。 東京電力非常災害対策本部・電源車支援チームによると、各自治体に連絡係となる社員(リエゾン)を派遣し、リエゾンが自治体から集めた情報をもとに東電が派遣の優先順位を決めたという。 千葉県防災危機管理部は「県から市への呼びかけが足りなかった」という。 自治体が直接、東京電力に電源車の要請ができることが周知されていなかったのだ。 NHKの聞き取り調査では、千葉県17の自治体のうち、15の自治体が電源車の要請を自らできることを知らなかった。 金田氏は「今後は停電の発見をどうするかが課題になる」として、スマートメーターでの把握、ドローンによる被害状況把握、自衛隊ヘリで上空から把握などを挙げた。 *(2019年10月1日放送「大規模停電のリスクにどう備えるか~検証・台風15号~」).

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千葉 停電 復旧

13日午後8時54分時点での千葉県内の停電情報 同社は10日時点で「11日中には完全復旧を目指す」としていたが、11日時点では「千葉市以外のエリアについてめどが立っていない」として修正。 それでも「一週間かかる規模だとは考えていない」という見方を示していた。 見通しがさらにずれこんだ理由について、同社は「1週間かからないというのは、これまでの台風での経験を基に判断していた。 しかし、今回は倒木や土砂などによる、これまでに経験したことがない規模の設備損壊だった」と話した。 同社は、房総半島の南部や東部について「まだ全ての被害状況を把握できているわけではない」としている。 「倒木や土砂で現場に入れない状況や、千葉県の土地の特徴から、広範囲なエリアで難工事に直面している。 今回の見通しは最大限を想定した。 この発表以降、1日も早い復旧に取り組む」(同社) 13日午後6時点で、停電軒数は約18. 5万軒。 同社は市区町村別に、復旧に要する期間を発表している。 市区町村別の復旧に要する期間 (1)3日以内におおむね復旧見込み:成田市(山間部除く)、香取市、東庄市、銚子市、旭市、匝瑳市、横芝光町、富里市、酒々井市、佐倉市、花見川市、稲毛区、若葉区、中央区、緑区、市原市(山間部除く)、茂原市(山間部除く)、袖ケ浦市(山間部除く)、木更津市(山間部除く) 注:山間部は復旧に3日以上要する可能性あり (2)1週間以内におおむね復旧見込み:多古町、芝山町、山武市、八街市、東金市、九十九里町、大網白里市、白子町、長生村、一宮町、睦沢町、長南町、長柄町、いすみ市、大多喜町、勝浦市、君津市、富津市 (3)2週間以内におおむね復旧見込み:鴨川市、鋸南町、南房総市、館山市.

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千葉県停電、成田などの復旧めど立たず 「想定より大きな被害」

千葉 停電 復旧

台風15号の影響で千葉県を中心に続いている停電について、東京電力パワーグリッドは11日夕、全面復旧は13日以降になる見通しを明らかにした。 同社によると、11日午前8時時点で約47万戸が停電していたが、神奈川、静岡の両県では停電が解消。 11日午後11時現在、千葉県と東京都の島嶼(とうしょ)部の約38万戸が停電している。 台風による同社管内の停電では「規模、期間ともに過去最大級」としている。 千葉県の復旧は、千葉市周辺で12日中、それ以外のエリアで13日以降になる見通し。 10日夜の時点では11日中にすべて復旧させる見通しを示していたが、設備・施設に想定を超える被害が確認され、山間部での作業が難航するなどしているという。 会見した塩川和幸・技監は「想定が甘かったことは反省している」と述べる一方、「全面復旧は(きょうから)1週間、10日かかることはない」と語った。 復旧の見通しは東電のホームページやツイッターで順次公表するとしている。 (兼田徳幸) 電話・ネット「不通状態」 NTT東日本によると、千葉県内は11日午前7時現在で、固定電話約10万回線、インターネット約7万回線が「不通状態」だという。 携帯電話も、千葉県の南房総市や市原市、千葉市の一部などを中心に、つながりにくい状態が続いている。 NTTドコモでは3都県の47市町村(11日午後6時現在)、KDDI(au)は、4都県の40市町(同日午後4時現在)、ソフトバンクは2県の26市町(同日午後5時現在)で、一部通信に障害が起きているという。 各社とも応急処置として、移動式の基地局車や電源車を活用するなどしているが、今後の見通しについて、NTTドコモの広報担当者は「停電の復旧状況次第」としている。

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