エール ネタバレ。 【エール】朝ドラ|ネタバレあらすじ感想を最終回まで公開中!!

朝ドラ「エール」のモデルとあらすじとネタバレ

エール ネタバレ

『エール』の基本情報• タイトル:エール• ドラマ公式URL• ドラマ公式Twitter• ドラマ公式Instagram• 主演:窪田正孝• ジャンル:ヒューマンドラマ• 放送局:NHK総合• 明治42年に福島にある老舗の呉服店の長男として生まれた主人公の古山裕一(窪田正孝)は、音楽に出会い、独学で作曲を始めるが、実家の後を継ぐか音楽の道に進むかで迷います。 そんな時、歌手を目指す関内音(二階堂ふみ)と音楽に導かれるように出会い結婚し、音と二人三脚で作曲家として数々の応援歌(エール)を生み出していきます。 キャスト・モデル一覧 朝ドラ『エール』の出演キャストを 公式サイトに掲載していない脇役も含めて紹介しています。 また、登場人物の 実在のモデルと考えられる人物も随時更新してお届けしています。 関連記事には、モデルの人物紹介だけでなく、史実も記載されています。 そのため、朝ドラ『エール』のこれからの展開や、最終回を予想できる内容が含まれています。 関連記事 古山家• 古山裕一(こやま・ゆういち):窪田正孝(子ども時代・石田星空) 福島で代々続く老舗呉服屋の長男、西洋音楽との出会いをきっかけの秘めた才能を発揮、独学で作曲を始める• 古山三郎(こやま・さぶろう):唐沢寿明 裕一の父、老舗呉服屋「喜多一」の4代目店主• 古山まさ(こやま・まさ):菊池桃子 裕一の母、川俣生まれ、兄・茂兵衛からの再三の養子要請を受ける• 古山浩二(こやま・こうじ):佐久本宝(子ども時代・潤浩) 裕一の弟、責任感が強い、自分勝手に行動する裕一に反発 権藤家• 権藤源蔵(ごんどう・げんぞう):森山周一郎 裕一の祖父、福島でも有数の資産家• 権藤八重(ごんどう・やえ):三田和代 裕一の祖母、権藤家の存続を第一に考えている• 権藤茂兵衛(ごんどう・もへえ):風間杜夫 裕一の伯父、まさの兄、川俣の銀行を経営する実業家• 権藤絹子:村上里美 茂兵衛の妻 裕一の恩師・幼馴染• 藤堂清晴(とうどう・きよはる):森山直太朗 裕一の小学校の担任教師、裕一の作曲の才能をいち早く見いだし応援する• 佐藤久志(さとう・ひさし):山崎育三郎(子ども時代・山口太幹) 裕一の小学校の同級生、裕福な家の息子、歌手となり裕一の曲を歌い人気を博す• 村野鉄男(むらの・てつお):中村蒼(子ども時代・込江大牙) 裕一の幼なじみ、魚屋「魚治 うおはる 」の長男、のちに作詞家となり裕一、久志とともに福島三羽ガラスと呼ばれ人気を博す 呉服屋「喜多一」の店員たち• 大河原隆彦(おおがわら・たかひこ):菅原大吉 呉服屋「喜多一」の番頭• 桑田博人(くわた・ひろと):清水伸 喜多一の呉服職人、店の品物の品質管理を担当• 及川志津雄(おいかわ・しづお):田中偉登 喜多一の店員 川俣の人々• 落合吾郎(おちあい・ごろう):相島一之 川俣銀行の支店長、裕一を陰ながら心配し応援している• 鈴木廉平(すずき・れんぺい):松尾諭 川俣銀行の行員、女好き• 菊池昌子(きくち・しょうこ):堀内敬子 川俣銀行の事務、川俣銀行の紅一点、裕一に女心を教える• 松坂寛太(まつざか・かんた):望月歩 川俣銀行で2年目の新人行員• 志津(しづ):堀田真由 ダンスホールの踊り子、男性から絶大な人気を誇っている 関内家• 関内音(せきうち・おと):二階堂ふみ(子ども時代・清水香帆) ヒロイン、後に裕一の妻となる、関内家の次女、夢はプロ歌手• 関内光子(せきうち・みつこ):薬師丸ひろ子 音の母、女性も自立すべきという考えを持つ• 関内安隆(せきうち・やすたか):光石研 音の父、元陸軍の獣医、主に軍に納品する馬具を製造販売する会社を経営、音楽好き• 関内吟(せきうち・ぎん):松井玲奈(子ども時代・本間叶愛) 音の姉、三姉妹の長女、おしゃれ好き• 関内梅(せきうち・うめ):森七菜(子ども時代・新津ちせ) 音の妹、三姉妹の末っ子、文学好き、夢は小説家 音を取り巻く人々• 双浦環(ふたうら・たまき):柴咲コウ 世界的オペラ歌手、音がプロの歌手を目指すきっかけとなる人物• 岩城新平(いわき・しんぺい):吉原光夫 関内家が営む馬具店の職人頭• 打越金助(うちこし・きんすけ):平田満 軍関係に物品を納入している業者、安隆の商売にも協力• 御手洗清太郎(みたらい・きよたろう):古川雄大 音の歌の先生 東京の人々• 廿日市誉(はつかいち・ほまれ):古田新太 コロンブスレコードのディレクター、大御所作家や上司に弱い• 木枯正人(こがらし・まさと):野田洋次郎 コロンブスレコードに裕一と同期で採用された作曲家、ギターが得意• 小山田耕三(おやまだ・こうぞう):志村けん 日本を代表する西洋音楽の作曲家• 杉山あかね(すぎやま・あかね):加弥乃 コロンブスレコードの秘書、廿日市の良きアドバイザー• 梶取保(かとり・たもつ):野間口徹 喫茶バンブー店主、裕一と音の相談相手• 梶取恵(かとり・めぐみ):仲里依紗 喫茶バンブーで夫の保と働く、過去に謎多き女性• 田中隆(たなか・たかし):三浦貴大 早稲田大学応援部五代目団長、早稲田大学野球部を勝たせることに命をかけている• 藤丸(ふじまる)/沼田松子:井上希美 裕一作曲の「船頭可愛や」を歌う歌手、げた屋の娘、久志に密かにほれている• 山藤太郎(やまふじ・たろう):柿澤勇人 コロンブスレコードの歌手、金を稼ぐため流行歌を歌う• 夏目千鶴子(なつめ・ちづこ):小南満佑子 東京帝国音楽学校の声楽科の生徒、音の良きライバル• 警備員:萩原聖人 長崎出身のオリンピック警備員• 大会関係者:中山祐一朗 オリンピックの大会関係者• 達磨大作:加藤満 政治家• 村野善治:山本浩司 鉄男の父、魚屋「魚治」の店主• 産婆:稲川実代子 まさが裕一を産んだときの産婆• 新田先生:芹澤興人 裕一の小学校の先生• 立川敦司:岡部たかし 茂兵衛のお供• 太郎(子役):田村継 裕一をいじめる小学校の同級生• 史郎(子役):細井鼓太 太郎とともに裕一をいじめる• とみ(子役):白鳥玉季 裕一の小学校の同級生• 村野典男(子役):三浦透馬 鉄男の弟 第2週ゲスト• 村野富紀子:延増静美 鉄男の母• 小岩井教頭:内藤トモヤ 音が通う学校の教頭• 熊谷先生:宇野祥平 音が通う学校の先生• 神崎良子(子役):田中理念 格式高い家の生まれで母親からの圧に苦しむ音の同級生• 神崎ます:篠原ゆき子 良子の母• たえ(子役):太田梨香子 音の同級生• 校医:真魚 音の学校の医務の先生 第3週ゲスト• 吉野福之助:田口浩正 三郎が買いつけする京都の呉服屋• 館林信雄:川口覚 裕一が通うハーモニカ倶楽部の会長• 楠田史郎:大津尋葵 裕一の同級生、同じハーモニカ倶楽部に通う、小学校のときは裕一をいじめていた• 踊り子:椎名琴音 鈴木が裕一を連れて行ったダンスホールの踊り子 第4週ゲスト• 編集長:塚本幸男 鉄男が勤める福島日民新聞社の編集長• 野島夏彦:坂口涼太郎 音のお見合い相手• 野島春彦:長田成哉 夏彦の兄、吟が結婚相手としてねらっている 第5週ゲスト• 鶴亀寅吉(つるかめ・とらきち):古舘伊知郎 愛知県で音楽関係の興行を取り仕切る人物• 猿橋重三:川島潤哉 小山田耕三の付き人 第6週ゲスト• 音楽学校教師:高田聖子 音が通う東京帝国音楽学校の教師• 鏑木智彦:奥野瑛太 吟のお見合い相手• 司祭:有福正志 裕一と音が初めて出会った川俣の教会の司祭 第7週ゲスト• 牛島ゆたか:大河内浩 大御所作曲家• 筒井潔子:清水葉月 東京帝国音楽学校の声楽科の音の友人• 今村和子:金澤美穂 声楽科の生徒、音の友人• カフェーのママ 黒沢あすか カフェーのママ• エミ子:今野杏南 カフェーの女給• 愛子:立花恵理 カフェーの女給 第8週ゲスト• 小田和夫:桜木健一 コロンブスレコードの技師• 佐藤幸太郎:斎藤嘉樹 早稲田大学応援部の団員、久志のいとこ。 小熊:一ノ瀬ワタル 早稲田大学応援部の団員• 寺門:大門嵩 早稲田大学応援部の団員• 村田:菅原健 早稲田大学応援部の団員• 事務局長:徳井優 早稲田大学の事務局長• 御園生新之助:橋本淳 慶應義塾大学の応援部団長• 清水誠二:田邊和也 田中隆がかつて野球部でバッテリーを組んでいた親友• 西條八十:鈴木信二 早稲田の教授であった詩人 第9週ゲスト• 堂林社長:斉木しげる 鉄男が働く新聞社の社長• 堂林仁美:春花 堂林社長の娘。 川野三津代:山田麗 「福島行進曲」を歌った歌手• 岡崎:春海四方 音が働いたカフェーの常連客• カフェーのボーイ:蔵原健 第10週ゲスト• 高梨一太郎:ノゾエ征爾 「船頭可愛いや」の作詞家• 黒崎達治:千葉哲也 音が演じる『椿姫』の演出家• 沢田豊子:清瀬やえこ 『椿姫』の出演者• 西田宏:中山求一郎 『椿姫』の出演者• 井上晃:諌早幸作 『椿姫』の出演者• 山根:花王おさむ 屋台のおでん屋の店主• コロンブスレコード社長:児玉頼信• コロンブスレコード専務:小倉一郎 第11週ゲスト• 畠山:マキタスポーツ 福島の養蚕農家• 畠山の妻:柿丸美智恵 畠山の妻• 喫茶「バンブー」常連客:牧村泉三郎 裕一の大ファン• 晴吉:遠藤たつお 元軍人の藤堂先生の父• 三郎の担当医:長谷川公彦 第12週ゲスト• 閻魔様(えんまさま):橋本じゅん 「あの世」の門番らしき謎の存在、ジャンボ宝くじの主催者• 木下一(きのした・はじめ):井上順 神田あたりの古本屋街で喫茶店の店主、佐藤久志の親戚のおじさん• 今村嗣人(いまむら・つぐひと):金子ノブアキ パリ在住の若手画家、双浦環の恋人となる• 里子(さとこ):近衛はな 環の友人、外交官の娘で海外で生活をしている スタッフ一覧• 原作:なし• 作:清水友佳子、嶋田うれ葉、吉田照幸、林宏司(第3週まで)• 語り:津田健次郎(声優)• 音楽:瀬川英史• 主題歌 曲名:星影のエール 歌手:GReeeeN レーベル:ZEN MUSIC• プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、宮本えり子、飯島真一、土居美希、川口俊介• 演出:吉田照幸、松園武大、橋爪紳一郎、野口雄大• 制作統括:土屋勝裕、尾崎祐和• 制作著作:NHK 各話の視聴率 朝ドラ『エール』各話の放送後、視聴率がわかり次第情報を追加します。 また、各週の「 最高視聴率=黄色背景」「 最低視聴率=緑色背景」で示しています。 週/曜日 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 週平均 第1週 1話 21. 第1週:初めてのエール 日本初のオリンピックが開催された1964(昭和39)年10月10日。 東京の国立競技場で古山音(二階堂ふみ)は夫・古山裕一(窪田正孝)を探していました。 裕一は、自らが作曲した『オリンピック・マーチ』が開会式で演奏される緊張に耐えかねて、トイレに1人閉じこもっていたのです。 裕一を見つけた音が励まします。 警備員にも「先生の曲に生きる希望をもらった」と声を掛けられ、夫婦は大観衆があふれる開会式の会場へと足を踏み出します。 時はさかのぼって、1909(明治42)年8月。 古山裕一は、福島市の老舗呉服店「喜多一」の四代目店主・古山三郎(唐沢寿明)と古山まさ(菊池桃子)の長男として生まれました。 子宝に恵まれないさなかできた子供だったので、両親は大変喜びます。 2年後には、弟・古山浩二も生まれ、古山家は4人家族となります。 1919(大正8)年、両親の愛情を受け、裕一(石田星空)は優しい少年に成長していました。 しかし、運動が苦手で言葉はどもりがち、性格は内気だったのでいじめっ子にからかわれることもありました。 そんな裕一を心配し、「夢中になれるものを探しなさい」と声を掛ける父・三郎。 三郎が居間で蓄音機に新しいレコードをかけると、流れてくる『威風堂々』のメロディーに全神経を奪われる裕一の姿がありました。 小学校の運動会の練習にて。 運動が苦手な裕一は騎馬戦でヘマばかり繰り返し、体育教師に酷く叱りつけられます。 そんな窮地を救ってくれたのが、音楽教育に情熱をかたむける教師・藤堂清晴(森山直太朗)でした。 運動会当日。 徒競走で転び、笑いものになる裕一。 すると、失意の裕一の耳にハーモニカのメロディーが流れ込みます。 藤堂先生が指揮をし、生徒たちが演奏。 生まれてはじめて聞いた「自分へのエール」に包まれ、裕一は懸命にゴールするのでした。 1920(大正9)年、裕一は小学5年生となりました。 同じ組に金持ちの息子・佐藤久志(山口太幹)がいます。 担任は藤堂先生で、生徒たちには北原白秋の詩に曲を付けるという課題を出しています。 そんな中、裕一は母親のまさに連れられ、川俣に出かけます。 川俣はまさの実家・権藤家があるところです。 教会の前を通りかかり、歌声が聞こえたので入ってみた2人。 裕一は聖歌を歌う1人の少女に釘付けになります。 その少女は8歳の関内音(清水香帆)、父の出張に同行中でした。 作曲の課題に悩んでいた裕一でしたが、藤堂先生の助言に従い、学校のオルガンを鳴らしてみます。 すると、川俣での思い出が脳裏に巡り、突如メロディーが湧いてきたのでした。 黒板に書き連ねられた音符を見て、裕一の音楽の才能に驚愕する藤堂先生。 すぐに喜多一を訪問して両親に伝え、裕一にも「得意なものにしがみつけ」とアドバイスします。 裕一の才能は学校中の噂になり、曲を作って欲しいという生徒の間で引っ張りだことなりました。 ある日、学校一の悪童・村野鉄男(入江大牙)が客ともめ、突き飛ばされているのを裕一は目撃します。 鉄男は父・善治を手伝い、魚を売り歩いていました。 後日、鉄男が落としていった『古今和歌集』を届けようと村野家を訪問すると、善治と鉄男が大喧嘩していました。 第2週:運命のかぐや姫 鉄男が詩を書いていたことが、父・善治の逆鱗に触れたのでした。 鉄男は裕一に対しては悪態をつき追い返してしまいますが、すぐに落とし物を届けに来てくれたことに気がつきます。 翌日、裕一に謝罪する鉄男。 2人に友情が芽生えます。 詩を書くのが好きだという鉄男に、裕一は藤堂先生の「しがみつけば道は開ける」という言葉を借りて励ましますが、「好きなことでは食っていけない」という鉄男。 その後、村野一家は夜逃げして地を去りました。 1923(大正12)年、秋。 川俣の教会で歌っていた少女・関内音は11歳になりました。 関内家は、愛知県豊橋市で陸軍向けの馬具の製造・卸商を営んでいる父・関内安隆(光石研)、母・関内光子(薬師丸ひろ子)、13歳の姉・関内吟(本間叶愛)、9歳の妹・関内梅(新津ちせ)の5人家族。 音の通う学校で、学芸会の準備が始まりました。 音の積極的な働きかけで、学級の演目が『竹取物語』に決定します。 自分が「かぐや姫」に選ばれると思っていた音ですが、割り振られたのは「おじいさんその2」の役。 父・安隆と共に教会に駆け込むも間に合わず、オペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)の出番となっていました。 美しい歌声に心を奪われる音。 思い切って話しかけた環からレコードをもらい、歌への情熱が高まります。 そんなある日、安隆が電車の事故で突然亡くなってしまいます。 亡き夫にかわり光子が商売を続けようとしますが、周囲は手のひらを返したような態度をとります。 安隆から商品を仕入れていた打越金助(平田満)が契約終了をちらつかせ、職人頭の岩城新平(吉原光夫)までもが去ってしまいました。 そんな状況に音は怒っています。 絶体絶命の関内家ですが、長女の吟が契約書を探せばいいと気がつきます。 見つけた契約書には現段階での契約の破棄には違約金が発生するとの条項があり、それにより打越の思い通りにはならず、岩城も店に戻ってきたのでした。 学芸会の日、音は主役の神崎良子に頼まれ、かぐや姫を演じることになります。 良子が主役になったのは良子の母・ますが教師に働きかけたせいであり、良子にとっては体調不良になるほどのプレッシャーだったのです。 良子は帝役を演じ、母親に自分の心を示します。 舞台の終盤、帝の頼みでかぐや姫が美しい歌声を響かせ、学芸会の舞台は大成功。 音は歌手になることを亡き父に誓うのでした。 第3週:いばらの道 1926(大正15)年。 17歳になった古山裕一(窪田正孝)は、商業学校に通い、ハーモニカ倶楽部に所属しています。 ある日、尊敬する倶楽部の会長・舘林信雄から、家業を継ぐためにプロの音楽家を目指すのをやめると聞かされます。 同志と思っていた裕一は落胆し、その舘林に煽られ怒り心頭です。 次回の公演曲は、メンバーが自作した曲から投票で選出されます。 曲目を勝ち取って舘林を見返してやると息巻く裕一ですが、全くうまくいきません。 すると楠田史郎に「怒りを原動力にするのは君じゃない」と言われます。 自分を取り戻し、作曲に集中した裕一は投票で圧勝します。 裕一が家に帰ると、父・三郎が2人の息子の将来についての決意を述べました。 それは、長男・裕一の夢を応援し学費を出す。 喜多一は次男・浩二に継がせるというものでした。 三郎は、妻・まさの兄である権藤茂兵衛(風間杜夫)に電話をかけ、「息子達は養子に出さない」と告げます。 権藤家は資産家でしたが跡取りが無く、茂兵衛は自身の甥である裕一か浩二を養子に欲しいと以前から古山家へ申し入れていたのでした。 ハーモニカ倶楽部の演奏会の日、裕一の曲は聴衆を魅了し、拍手で盛り上がります。 しかし、客席にむせび泣く三郎の姿がありました。 裕一を養子に出さなければならなくなったからです。 一度断った養子の話ですが、三郎が連帯保証人になっていた仕入れ先が、借金を踏み倒して逃げたため、茂兵衛から融資を受ける代わりに養子の条件を飲むことになったのです。 公演後、裕一は倶楽部を辞め、音楽と縁を切ったのでした。 1928(昭和3)年、学校を卒業した裕一は、茂兵衛が経営する「川俣銀行」で、住み込みで働くことになります。 銀行には、支店長・落合吾郎(相島一之)、鈴木廉平(松尾諭)、松坂寛太(望月歩)、菊池昌子(堀内敬子)がいました。 ある日、裕一はダンスホールで美人の踊り子・志津(堀田真由)に出会います。 群がる男性に目もくれず、なぜか裕一にダンスを申込む志津。 裕一は恋に落ちます。 それを知った銀行の同僚たちが2人を交際させようと、レストランで企画を催しますが失敗に終わります。 しかし、その場で思わぬ再会があります。 小学校時代の悪童・村野鉄男(中村蒼)に声を掛けられたのです。 鉄男は記者になっていました。 そして、裕一からもらった「しがみつけば道は開ける」という言葉を忘れておらず、今も詩を書き続けていました。 翌日、裕一は仕事で大失態をおかし、茂兵衛に責められます。 「踊り子にうつつをぬかすからだ。 別れてこい」と命じられ、裕一は志津を訪問し、勢いで告白します。 そんな裕一を笑う志津。 志津の正体は、裕一の小学校の同級生でした。 裕一が再会したことに気がつかないので、志津は癪にさわり、からかってみたお遊びだったのです。 裕一の初恋は終わります。 第4週:君はるか それから1年間、裕一は黙々と銀行の仕事を続けていました。 抜け殻のような裕一を行員たちは心配しますが、茂兵衛だけはご満悦です。 ある日、鉄男が国際作曲コンクールの募集広告が載った雑誌を持ってきて、裕一に応募を促しますが、裕一は避けている様子です。 すると、銀行でハーモニカを吹き、裕一を励ます行員たち。 裕一は挑戦を決めました。 ブランクがあり苦心しましたが、周囲の協力で『竹取物語』のメロディーが浮かびます。 鉄男は音楽に復帰した裕一を喜びますが、裕一はこれを最後に音楽に別れを告げるつもりでいました。 1930(昭和5)年3月、裕一のもとに朗報が届きます。 裕一が作曲した『竹取物語』が、史上最年少で2等を受賞したのです。 イギリスへの留学が許可され、留学費も支払われます。 喜びに満ち溢れる裕一。 時を同じくして、関内音(二階堂ふみ)は、音楽教師・御手洗清太郎(古川雄大)の下で声楽を学んでいました。 御手洗先生が見せてきた新聞で、古山裕一の受賞を知ります。 自分と2歳しか違わない無名の青年の快挙に高揚する音。 受賞曲が小学校のときに演じた『竹取物語』だったことも拍車をかけ、音は早速ファンレターをしたためます。 数日後、裕一から手紙の返事がきます。 新聞報道以降、たくさんの手紙が裕一宛に届いたのですが、裕一は音の歌手になりたいという情熱に特別心惹かれ、曲を作ってあげたいと思ったのでした。 以降2人は文通し、心を通わせていきました。 一方、裕一の祖父・権藤源蔵(森山周一郎)が急死し、養子縁組を進めようとしていた矢先に、裕一の受賞を知った茂兵衛は怒り心頭です。 また、裕一の弟・古山浩二(佐久本宝)も兄に対して「留学したら、喜多一は潰れてしまう」と激しく怒っています。 裕一を留学させてやりたい父・三郎は板挟みとなります。 ところが、茂兵衛は裕一の留学をあっさり認める方向に。 どうせ失敗して帰ってくるのだから、そうすれば音楽を諦めるだろうと踏んだのです。 裕一は有頂天となり、留学が決まったことを音に知らせるのですが、以降、音から返信が途絶えてしまいます。 住む世界が違うと感じた音は、身を引こうとしていたのです。 警戒されないよう、女性の名前で再度手紙を出してみた裕一。 すると、裕一の重荷になりたくない。 自分のことは忘れてほしいという音の想いがつづられた返信がきました。 第5週:愛の狂騒曲 音からの別れの手紙を読んだ裕一は、衝動にかられ豊橋の関内家を訪問。 そして、音を見た瞬間、頭の中にメロディーがあふれ出た裕一は、関内家にしばらく置いてほしいとお願いし、その唐突な願いを光子は受け入れます。 実は光子から、裕一に深入りしてはいけないと釘を刺されている音ですが、2人で話をしながら豊橋のスポットを巡ったり、一緒にお祭りに参加するうちに、裕一への心の距離は近づいていきます。 そんな2人が関内家に戻ると、三郎が待ちかまえていました。 福島では裕一が突然いなくなり大騒ぎでしたが、文通相手のところにいると勘付いた三郎が豊橋まで駆けつけてきたのです。 三郎と光子、両者の中で2人を別れさせる方向で話はついていたのですが、ここで、裕一が音へのプロポーズを繰り出します。 驚きより喜びが勝る音。 2人は音楽も結婚も諦めないという固い決意を見せます。 突然のことで仰天し、互いに言い争っていた三郎と光子ですが、やがて光子が2人の味方に回ります。 そして、三郎も古山家と茂兵衛の説得は俺に任せろと言い、福島に帰っていきました。 さて、裕一が豊橋に滞在中、鶴亀寅吉という怪しげな興行師との出会いがあり、裕一と音は演奏会の契約を交わしていました。 御手洗のレッスン室を借りて曲を完成させる裕一。 小山田耕三先生の教本で、ほとんど独学で学んだという裕一の才能に驚く御手洗。 演奏会で裕一の曲は喝采を博し、最後は音の出番。 亡き父に捧げる歌の詩は、関内梅(森七奈)が作詞。 音は声が出なくなってしまう場面もありましたが、裕一のサポートで演奏会は大成功。 新聞にも掲載され、本人の知らぬ間に、その評判は小山田耕三(志村けん)にまで届くこととなりました。 一方、演奏会の収益は鶴亀寅吉に持ち逃げされてしまいました。 音は東京帝国音楽学校の受験のため、関内吟(松井玲奈)は見合い相手を探すため、東京行きの資金に充てようと考えていたので、姉妹は怒っています。 その点、裕一はのんきなもので、楽しかったからと気にしていません。 三郎から「全て上手くいっているから、すぐに帰るように」と電報をもらっていたので、留学と婚礼の準備のため、張り切って福島に帰ったのでした。 第6週:ふたりの決意 三郎の電報は、裕一を福島に呼び戻すための嘘だったことが判明します。 三郎は説得に失敗したのです。 伯父・茂兵衛のみならず、母・まさまでも、これから留学というときに結婚はないだろうと反対していました。 喜多一に戻った裕一は、「音がいないと曲が書けない」と言って、まさに結婚の許しを請いますが、弟・浩二が「おめでたい男」と兄を罵り、積年の怒りを爆発させます。 自分は家のために苦労しているのに、兄は両親に甘やかされ、自分のことだけ考えていると思うと許せないのです。 裕一が藤堂先生に相談すると、「何かを得たいなら、何かを捨てなければいけない」と諭されます。 裕一は留学を選び、音に別れの手紙を書きます。 以降、音から届いた手紙は読みませんでした。 そんな中、世界的不況のため留学は取り消すという知らせがイギリスから届きます。 放心状態の裕一。 三郎からの手紙で留学取り消しを知った音は、受験で滞在している東京から福島に向かいますが、裕一は、音に会う資格はないし、音楽の神様にも捨てられたと言って背を向けます。 これからは銀行員に戻って働くつもりでした。 音は、どうすれば裕一が音楽を続けられるかと思い悩み、自分が東京帝国学校に合格しても喜べないほどでした。 そんな中、姉・吟の見合い相手の叔父・廿日市誉(古田新太)が「コロンブスレコード」で働いていると聞いた音。 裕一を売り込みに行きますが、全く相手にされません。 川俣の教会でぼんやりしている裕一の前に、音が現れます。 一度断ってきた廿日市が、裕一との専属契約を申込んできたのです。 鉄男も現れて、「自分は作詞するから、東京へ行って曲を作れ」と励まします。 2人から説得された裕一は、時間が欲しいと言って帰っていきました。 音楽の道と権藤家を継ぐ道の間で迷う裕一でしたが、権藤家を訪問した折、茂兵衛と祖母・権藤八重(三田和代)の会話が耳に入ります。 裕一は次の跡取りをもうけるための中継ぎのような存在で、全く期待されていなかったのです。 東京に行く決意をした裕一は喜多一で荷物をまとめます。 まさが「あなたには無理」といって引き止めます。 「母さんは僕の幸せを願って無理と言ってくれる、音は僕の幸せを願ってやれると言ってくれる。 」母の気持ちを汲み取りながら、裕一は音に賭けたのでした。 第7週:新生活 裕一と音は東京で新婚生活を始めます。 音の学校の近くの喫茶店「バンブー」裏の借家が夫婦の新居となりました。 コロンブスレコードとは年に3500円という大金で専属契約を交わしています。 裕一は最低でも月に2曲は作曲する約束でしたが、廿日市がことごとくボツにするため、半年後には21曲連続不採用となってしまいました。 裕一と同期の作曲家・木枯正人(野田洋次郎)も似た状況でした。 春になり、音の東京帝国音楽学校が始ります。 学校には女生徒が「プリンス」と呼んで憧れる3年生の男子学生(山崎育三郎)おり、彼は学園のスター的存在でした。 ある日、プリンスが1年生の夏目千鶴子(小南満佑子)を相手に、皆の前で歌を披露。 千鶴子は最年少で帝国コンクール金賞に選ばれた実力の持ち主です。 皆は学校の創立記念日に開催される公演『椿姫』の主役は、この2人で決まりだろうと噂します。 しばらくして、木枯の曲がレコード化され、裕一は先を越されながらも木枯を祝福します。 夜、木枯の誘いで華やかな女給がいる社交場のカフェーに行く2人。 木枯としては曲作りのための人間観察でしたが、帰宅した裕一が音にカフェーのことを隠していると、音にバレて喧嘩になります。 翌日、喫茶店「バンブー」には音とプリンスの姿がありました。 音が浮かない顔をしていたのでプリンスが声を掛けたのです。 そこへ裕一が入ってきます。 プリンスはハッとして「古山か!僕だよ。 佐藤久志」と声を掛けます。 プリンスの正体は、裕一の小学校時代のクラスメイト・佐藤久志だったのです。 久志から作曲活動を励まされた裕一でしたが、さらに半年過ぎても裕一の曲は採用されず、廿日市から2年目の契約金は半額だと言い渡されます。 納得できない音は廿日市に直談判に行き、前年通りの契約金にすることを了承させるのでした。 数日後、裕一はコロンブスレコードのサロンで憧れの小山田耕三に出会います。 音が廿日市に直談判したとき分かった事ですが、実は裕一がコロンブスレコードの専属になれたのは、小山田の推薦があったからなのです。 小山田先生の顔に泥は塗れないと、仕事の鬼になる裕一。 音は久志の勧めもあり、記念公演『椿姫』の主役選考会に応募しました。 しかし、一次審査当日、心労で倒れた裕一を介抱したため、開始時刻ギリギリの到着になった音。 教官からは失効と言われますが、ライバルの千鶴子が「まだ1分前」と助けてくれたおかげで、音は一次審査を通過することができたのでした。 第8週:紺碧の空 ある日、早稲田大学応援部の団長・田中隆(三浦貴大)が裕一を訪ねてきます。 新しい応援歌『紺碧の空』を作曲して欲しいとの依頼でした。 慶応に新しい応援歌ができてから、野球の早慶戦で早稲田は負けっぱなしだというのです。 久志のいとこが早稲田の応援団に所属しており、裕一に話が回ってきたのです。 早稲田の第一応援歌は憧れの小山田耕作が手掛けており、乗り気ではなかった裕一の心が動きます。 2週間後の早慶戦に間に合わせなくてはいけませんが、作曲は進みませんでした。 バンブーのマスター・梶取保(野間口徹)から「自分の音楽を作ろうとしている」、音からも「西洋音楽にこだわりすぎている」と指摘されますが、聞く耳を持たない裕一。 そして、自身の最高傑作という交響曲を引っ提げ小山田耕作を訪問するも受け入れられず、泣きべそをかいてしまいます。 早慶戦まであと3日。 しびれを切らした団員が「勝つための歌を」と押しかけてきますが、裕一は引きこもってしまいました。 音が行動を起こし、豊橋に帰ります。 関内家では姉の吟が、お見合いしてから順調に交際している男性・鏑木智彦(廿日市の甥)を母・光子と妹・梅に紹介していました。 音が裕一のことを皆に相談すると、軍人である鏑木が「軍人が命をかけて戦えるのは、誰かのためだからです」とヒントを与えてくれました。 早慶戦まであと1日。 団長の田中が裕一を訪問します。 音から、「裕一の心を動かせるのはあなたしかいない」と言われたためです。 田中が幼い頃からの親友を元気づけたくて応援部に入ったことを話すと、裕一の脳裏に小学校の運動会での記憶がよみがえります。 裕一はハーモニカの音楽に励まされゴールできたのです。 ハッとした裕一は、田中の思いを受け止め応援歌を書き上げます。 早慶戦においては裕一も合唱指導し、試合も一緒になって応援しました。 早稲田は試合に勝利、連敗を止めることができました。 お礼を言う応援団員に裕一は言いました。 「救われたのは僕の方です。 おかげで目が覚めました」 第9週:福島行進曲 自信を取り戻した裕一は、福島で記者をしている鉄男をバンブーに呼び出し、一緒に曲を作ろうと誘います。 すると久志もやってきます。 そこで、いつか鉄男が詩を書き、裕一が作曲し、久志が歌うことを約束する3人でした。 音の通う音楽学校では、記念公演の二次審査が行われ、音と千鶴子の2人が最終選考に残りました。 しかし、特別審査員として招かれていた、音憧れの双浦環に「歌から何も伝わってこない」と指摘された音はショックを受けます。 久志から、まずは『椿姫』の世界を理解することとアドバイスを受ける音。 社交場のカフェーで男女の機微を勉強しようと思いつきます。 そこで、木枯が紹介してくれたカフェーで、音は1週間限定の女給として働くことになりました。 ある夜、音が指名を受け席に向かうと、そこに鉄男がいました。 裕一に頼まれて様子を見に来たのです。 後から女給仲間の希穂子(入山法子)がやってくると、鉄男は声をあげます。 2人は元恋人同士だったのですが、鉄男に社長令嬢との縁談が出ると、希穂子が突然姿を消したのです。 鉄男は希穂子が東京にいるらしいと聞いて、ずっと捜していたのです。 鉄男が失踪の理由を聞いても、田舎が嫌になったのだと突き放すだけの希穂子。 音のお勤め最終日にも再訪しますが、冷たく追い返されてしまいました。 裕一の家で、落ち込む鉄男、久志の3人が酒を酌み交わします。 鉄男は『福島行進曲』を作詞していました。 それは流行りの「地方小唄」で恋の歌でもありました。 裕一は一晩で曲を書き上げ、廿日市はレコード化を決定。 学生の久志は参加できませんでしたが、裕一はようやくデビューできたのでした。 バンブーでレコード発売のお祝いパーティーが開催され、音は希穂子も誘っていました。 『福島行進曲』が流れる中、鉄男が「この曲が書けたのは君のおかげ、一緒に生きて欲しい」と求婚しましたが、希穂子は良い男性と結婚が決まっていると嘘をつき、涙をこらえ去っていきました。 数日後、記念公演の最終選考会が開かれました。 椿姫の悲恋を歌いながら、音の脳裏には鉄男と希穂子の姿が浮かんでいました。 言葉とは裏腹な希穂子の気持ちを、音は気が付けるようになっていました。 涙を流し歌う音を、環が優しい目で見ています。 主役に選ばれたのは音でした。 第10週:ふたりの夢 『椿姫』の練習が始まりました。 主役に抜擢された音でしたが、技術面では千鶴子にかなわないため、呼吸法や体作りから始めなくてはなりません。 鉄男は福島の仕事を辞めて上京してきました。 新聞社の社長令嬢との縁談を断ったことなどで、周囲がうるさく嫌気がさしたとのこと。 裕一は鉄男をコロンブスレコードの廿日市に紹介しますが、取り合ってもらえません。 『福島行進曲』が売れなかったからです。 そんな中、木枯から裕一に仕事の話が舞い込みます。 木枯のヒット曲を作詞した高梨一太郎が、自身が作詞した『船頭可愛や』に曲を付けてほしいとのこと。 裕一の『福島行進曲』を聞いた高橋からのたっての希望です。 裕一が『船頭可愛や』の作曲をすると、歌詞が高梨一太郎と知った廿日市は即採用。 同時に、これが最後のチャンスと宣告されてしまいました。 しかし、レコードは売れず、廿日市から契約終了と、今までの契約金の返却まで求められてしまった裕一。 最大のピンチを迎えました。 音から事情を聞いた環は、『船頭可愛や』を聞くと自分が歌いたいと言いました。 廿日市は世界的歌手・双浦環の提案に張り切ります。 さて、裕一が作曲する流行歌は赤レーベルですが、双浦環が歌う場合は、西洋音楽の青レーベルからのレコード出版となります。 そのことで、青レーベルの中心人物・小山田耕作が難色を示してきました。 しかし、これを環は新しい才能への脅威と見抜き、私は歌うと言い切りました。 環の『船頭可愛や』は発売されるや大ヒットとなりました。 一方、練習の成果が出始めた音ですが、妊娠していることがわかりました。 それでも舞台に立ちたいという音に周囲は困惑。 音自身も何をしても「お腹の子に障る」と言われることに苛立っていました。 環だけはフラットに接してくれる、そう思い音は環に歌への情熱を訴えます。 しかし、「プロというのは子どもが死にそうになっても舞台に立つ人間。 あなた、当然その覚悟はあるのよね?」という環。 音は絶句してしまいました。 2週間後、久志から、音の声量が落ち、息も続かなくなっていると聞いた裕一は、音に舞台に出るべきではないと言いました。 音は自分がどうすればいいのかわからなくて涙を浮かべています。 裕一は「音の夢を僕に預けて欲しい」と提案します。 いつか、裕一が作った曲を、音に大舞台で歌って欲しいと。 裕一の言葉にうなずいた音は『椿姫』を降板し、退学届けを提出。 半年後、古山家に元気な女の子が誕生しました。 第11週:故郷の歌 娘の華が生まれて4か月。 裕一は娘に夢中です。 そんな中、福島の小学校校歌を作曲してほしいという藤堂先生からの依頼を受けると、今度は校歌完成披露会に参加してほしいという手紙がきました。 同時に、母のまさからも帰省を促す手紙が届きます。 なかば故郷を捨ていた裕一は複雑な心境ですが、帰省することにします。 福島の旅館で開かれた校歌完成披露会に出席した裕一は、音と華を伴い喜多一に帰りました。 店内はガランとしています。 喜多一は前年に店を閉め、浩二は役場の農業推進係として働いています。 川俣銀行も人手に渡り、茂兵衛は隠居して陶芸にいそしんでいると聞かされました。 夜には川俣銀行の同僚、ハーモニカクラブの友人、喜多一の元従業員など、大勢の仲間を集めて大宴会となりました。 父・三郎は上機嫌ですが、音は三郎が胃を押さえて痛そうにしている姿を目にします。 帰ってきた浩二は兄に対する怒りが収まっておらず、裕一と目を合わせません。 そして三郎が胃がんで手の施しようがない状況にあることを告げます。 何も知らなかった裕一は呆然とします。 次の日、三郎を診療した医者は覚悟しておくようにと言いました。 裕一が「家族が一丸となって何とかしなければ…」と慌てだしますが、浩二に「何もわかっていない」と胸倉をつかまれます。 家族でお金を工面し、福島一の名医に見てもらうなど、裕一以外の人間で頑張っていたのです。 そこへ三郎が現れ、裕一に大事な話があると言って連れ出します。 その後、三郎の容態が急変。 三郎は浩二と2人になり「この家の当主はお前だ」と言います。 三郎は裕一に、全ての家督を次男の浩二に継がせる了解をとっていたのです。 三郎は浩二の頭をなで、その夜息を引き取りました。 裕一は浩二に、これまでのことを謝り、母と家をよろしく頼むと頭を下げました。 裕一が帰る日、浩二は裕一に「…兄さん、俺リンゴをやるんだ。 美味しいリンゴができたら送るよ」と言いました。 裕一の顔に笑みがこぼれました。 第12週:あの世、パリ、神田、 あの世 ある日、音が華を寝かしつけていると、白装束に三角頭巾を付けた亡き父・安隆が現れます。 安隆はあの世で宝くじに当たり、閻魔様から1泊2日の現世旅行を許されたと言います。 先に訪ねた吟は驚いて逃げてしまったらしいのですが、音は驚きながら安隆を受け入れます。 そこへ裕一が帰宅します。 音から父の命日が近いと聞かされ、豊橋の方向に手を合わせる裕一。 裕一には何も見えていないのですが、誠実な人柄に安心する安隆。 音に必ずまた歌うのだよと告げて、妻・光子のもとへ旅立ちます。 光子は三女の梅のことを心配していました。 梅は、文学を教えてあげていた幼馴染が、自分より先に文芸誌の新人賞を受賞し、ショックを受けているようです。 安隆は、梅に負けを認めることで人は成長できると諭し、光子には仕事と子育てに対するねぎらいの言葉をかけ、別れを告げます。 安隆は最後に作業場を覗きます。 光子に惚れている職人頭の岩城に対し「光子との再婚を許す」と手紙を置きます。 気配に気がついた岩城は「安隆さんといるおかみさんが好きなので」と返事を書きます。 安隆は笑ってあの世へ帰っていきました。 パリ 時は遡り、1913(大正2)年。 若かりし環が歌の修行でパリにやってきました。 新進気鋭の画家・今村嗣人と恋に落ち、共に暮らしています。 環が周囲の注目を集め、オペラハウスで上演される『蝶々夫人』のヒロインの座をつかみ取った一方、嗣人は個展を開いても凡庸と酷評されてしまうのでした。 環という光の影でいることが耐えられない嗣人は、歌を諦めて欲しいと環に懇願。 環は光を選んだのでした。 神田 バンブーのオーナー・梶取保と妻の恵(仲里依紗)が2人の馴れ初めを裕一と音に語り始めます。 10年ほど前、保は古書店を営んでいました。 常連客の木下一は内気な保の性格が気がかりです。 ある日、店に恵が訪れ、保と会話するようになります。 いい雰囲気ですが、3か月経っても2人の仲は進展しません。 木下が親戚の少年を連れて行くと、少年は保に「好きなら行動しようよ」とアドバイスします。 アドバイスされた保は変わり始め、遂に恵の心を射止めます。 その少年の名前を聞いて驚く裕一と音。 おませな少年の正体は佐藤久志だったのです。 第13週:新人歌手は誰だ 1936(昭和11)年、裕一がコロンブスレコードと契約して5年が過ぎました。 裕一はご当地ソングや球団の応援歌を数多く手がけ、安定した作曲家生活を送れるようになりました。 作曲家を目指し上京した鉄男は芽が出ず、おでん屋の屋台をやっています。 久志もまた音楽学校を出て4年、デビュー機会がなく腐っていました。 裕一は久志に、コロンブスレコードの新人歌手募集に応募するように勧めました。 作曲するのは裕一で、合格者はレコードデビューができるのです。 応募を決めた久志は、歌を始めたきっかけを裕一と鉄男に語ります。 久志が10歳の頃、父親が再婚し、新しい母親に馴染めませんでした。 実母に会いに行くと、新しい家庭で幸せそうです。 行き場をなくした久志が学校の教室で突っ伏していると、藤堂先生が突然歌い出し、久志を歌に誘います。 藤堂先生は久志の歌声を褒めました。 以前から久志の歌の才能に気がついていたのです。 その後、久志は新しい母親と仲良くできるようになり、歌の道に進んだのでした。 数日後、音と華がバンブーで休憩していると、御手洗先生が登場しました。 コロンブスレコードの新人歌手募集に応募するため、最後のチャンスとして豊橋から上京したのです。 偶然、裕一と久志もやってきます。 お互いを「スター御手洗」「プリンス佐藤久志」と名乗り、火花を散らす2名の応募者。 オーディションの日。 久志が歌うと、廿日市の好感触を得ました。 御手洗や他の候補者の歌唱力もレベルが高く、裕一は圧倒されます。 ところが、合格したのは寅田熊次郎という帝都ラジオの会長を父に持つ青年でした。 納得がいかず、コロンブスレコードに抗議する久志と御手洗。 そこに熊次郎本人が現れ、久志と御手洗を罵倒しはじめ、その場で喧嘩となります。 騒動の後、廿日市が久志に「研究生として契約してあげる」と声を掛けます。 コネで選ばれた熊次郎だけでは不安だからです。 最初は新人のカバン持ちと聞いて断ろうとする久志でしたが、御手洗に背中を押され、久志は頑張る決意をします。 2人は握手を交わし、御手洗は豊橋に戻っていきました。 数日後、裕一の家にて。 突然やってきた久志が、裕一が書いた熊次郎の曲を「いい曲だから僕がいただく」と取り上げます。 そこへ新たな訪問者が。 田ノ上五郎という弟子志望の青年でした。 第14週:弟子の恋 五郎は水戸の雑貨問屋に奉公し、音楽は独学で学んだといいます。 弟子など取るつもりはない裕一でしたが根負けし、弟子入りを許します。 豊橋からは梅がやってきました。 文芸誌の新人賞を受賞したので、古山家に居候して執筆活動をする予定です。 早速2作目の執筆をはじめますが、率直な物言いをする五郎にペースを乱され、筆が進みません。 数日後、出版社で梅の新人賞授賞式が開かれました。 先に作家になった幼馴染の幸文子が、梅に花束を渡しますが、内心では対抗心を燃やしています。 カメラマンが2人にカメラを向けます。 梅はためらいましたが、出版社の役員に「見た目も売りだ」と釘を刺され、早速業界の裏側を見せられます。 その頃、五郎は自分の才能の無さに悩みます。 梅も執筆活動が上手くいきません。 お互いの悩みを打ち明ける2人ですが、五郎が失言してしまいます。 翌日、梅を怒らせてしまったと落ち込み、酒をあおる五郎。 梅が水を持ってきたとき、五郎は「梅さんの小説が好き」と真意を話すことができました。 翌日、神社で思案する五郎に、梅は告白してしまいます。 その後、解き放たれたかのように執筆が順調になる梅。 しかし、五郎は弟子を辞めるといい古山家を去っていきました。 出版社では、関係者が見守る中、梅と文子の対談が行われていました。 記者に今後の展開を聞かれ、梅はかけがえのない人と一緒に豊橋に帰ると言って、皆を驚かせます。 梅は路地裏で寝起きしていた五郎を探し出します。 一ヶ月後、梅の2冊目の著書が無事に出版されます。 そして、豊橋には一人前の馬具職人となり梅と結婚することを目標に、岩城のもとで修行する五郎の姿がありました。 第15週 朝ドラ『エール』第15週以降のあらすじネタバレは、分かり次第こちらに掲載します。 今しばらくお待ちくださいませ。 『エール』の最終回ネタバレ(予想) 朝ドラ『エール』のモデルは、作曲家・古関裕而さんと妻の金子さんなので、オリジナル要素がありながらも重要な部分は史実に沿った展開になると予想します。 この作品では、主人公の古山裕一(窪田正孝)が作る音楽の根底にあるのは、生涯を通じて人々を音楽で励ます「エール」であるというメッセージが込められていると思います。 裕一が小学校の運動会でくじけそうになったとき、ハーモニカの音楽が自分を励ましたくれたことが原体験となり、球団の応援歌や戦時歌謡、様々な行進曲やテーマ曲が生み出されてゆくのです。 裕一は、幼少期から音楽への熱意と卓越した作曲の才能を持っています。 気弱なところがありますが純粋な青年で、周囲の人から助けてもらえる運を持っています。 後に結婚する関内音(二階堂ふみ)とは、裕一の作曲国際コンクール受賞の報道がきっかけとなり、文通で愛を育みます。 歌手を目指す音は、誰よりも裕一をリスペクトしており、持ち前の行動力で裕一を助ける存在になります。 物語の前半では、呉服店の跡取り息子として生まれた裕一の音楽の道を選んだことによる家族との経緯、音との結婚後は、レコード会社の専属作曲家として売れない苦労をしながらも、成長していく姿が描かれます。 また、妊娠によりプロ歌手としての夢を中断せざるをえなかった音については、裕一が作った曲を音が大舞台で歌うことが、夫婦の夢となっていきます。 物語の後半は、史実に基づく予想となります。 戦争の時代となり、裕一の才能は奇しくも戦時歌謡の作曲で花開きます。 裕一と同じ音楽の夢を持った、福島同郷の幼馴染3人組による作詞、作曲、歌のコラボ「福島三羽ガラス」が達成されるのもこの時代です。 しかし、戦場に赴く若者を鼓舞する歌を作ったことへの苦悩から、戦後の裕一は、復興に向かう日本を元気づける音楽を作ることになります。 そんな裕一の作曲活動の集大成となるのが、1964年開催の東京オリンピックの開会式のために作曲された『オリンピックマーチ』となります。 また、子育てにより音楽を中断した音が、再びプロ歌手の夢を再開させ、裕一の曲を大舞台で歌い喝采を浴びるという夫婦の夢を実現させる日が来ると予想します。 朝ドラ『エール』各話のネタバレ 2020年3月30日からNHK総合にて放送開始される窪田正孝さん主演の連続ドラマ『エール』の各話あらすじネタバレを、放送後に随時更新してお届けしていきます。 以下は放送前に公式サイトで発表されている朝ドラ『エール』の物語概要です。 日本が生糸輸出量世界一となった明治42年、急速に近代化がすすむ福島の老舗呉服店に、待望の男の子が誕生する。 のちに多くの名曲を生み出すことになる天才作曲家・古山裕一である。 老舗の跡取りとして育てられた裕一だが、少々ぼんやりしていて、周りには取り柄がない子どもだと思われていた。 しかし音楽に出会うと、その喜びに目覚め、独学で作曲の才能を開花させてゆく。 青年になった裕一は家族に内緒で海外の作曲コンクールに応募。 このことが裕一の運命を変えてしまう。 なんと応募した曲が上位入賞したのだ。 そしてそれをきっかけに、裕一は歌手を目指しているという女学生と知り合う。 上京すると、二人には個性豊かな人々との出会いが待っていた。 そして不遇の時代を乗り越え、二人三脚で数々のヒット曲を生み出していく。 しかし時代は戦争へと突入し、裕一は軍の要請で戦時歌謡を作曲することに。 自分が作った歌を歌って戦死していく若者の姿に心を痛める裕一・・・。 戦後、混乱の中でも復興に向かう日本。 nhk. html 第1週(1話~5話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第1週では、気弱な少年・古山裕一(子役・石田星空)が、音楽と出会い、音楽からはじめてのエールを受け取ります! 恩師・藤堂先生(森山直太朗)との出会いを経て、生まれてはじめての作曲も。 関連記事 第2週(6話~10話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第2週では、関内音(子役・清水香帆)の幼少期が描かれます。 世界的オペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)と出会い、歌手を目指すことに。 柴咲コウさんの圧倒的歌唱力にご注目! 関連記事 第3週(11話~15話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第3週では、家業の「喜多一」を救うため、裕一が音楽の道を諦め、権藤茂兵衛(風間杜夫)の養子になることを決意。 人生初のダンスホールで、人気ナンバーワン踊り子・志津(堀田真由)に淡い恋心を抱きます。 関連記事 第4週(16話~20話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第4週では、21歳の裕一が、権威ある国際作曲コンクールに応募し、入賞という快挙を果たします! 関連記事 第5週(21話~25話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第5週では、裕一が音に会うべく、いざ豊橋へ。 気持ちが昂った裕一は、親の反対を押し切って熱烈プロポーズします! そして最後に、小山田耕三(山田耕筰がモデル)を演じた志村けんさんが登場! 関連記事 第6週(26話~30話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第6週では、世界恐慌の影響で、裕一のイギリス留学が取り消しに。 裕一に音楽の夢を諦めてほしくない音が、レコード会社に裕一を売り込みます! 関連記事 第7週(31話~35話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第7週では、ラブラブな新婚生活がスタート!でも時には大ゲンカも。 音の上級生で歌のプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)が、うっとりするようなオペラの一節を披露! 関連記事 第8週(36話~40話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第8週では、早稲田大学応援歌「紺碧の空」の作曲秘話が明らかに。 当時、日本中を熱狂させた早慶戦の燃え上がる闘争心が伝わってきます! 関連記事 第9週(41話~45話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第9週では、ついに裕一の作曲&鉄男の作詞でレコードデビュー! 音は、『椿姫』のプリマドンナ・ヴィオレッタ役を射止めるため、社交場・カフェーで女給を体験してみることに。 鉄男とかつての恋人・希穂子との切ない恋模様が繰り広げられます。 関連記事 第10週(46話~50話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第10週では、レコードが全く売れず絶体絶命の裕一に、世界の歌姫・双浦環(柴咲コウ)から救いの手が。 環が歌う2枚目のレコード「船頭可愛いや」が、ついに大ヒット! そんな中、プリマドンナを射止めた音が妊娠。 公演を諦めるか否か、音が下した決断は…? 関連記事 第11週(51話~55話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第11週では、恩師・藤堂先生(森山直太朗)の依頼で小学校の校歌を作曲した裕一が、完成披露会のため、上京以来はじめて帰省することに。 そこで最愛の父・三郎(唐沢寿明)の最期を看取ります。 関連記事 第12週(56話~60話)ネタバレ 朝ドラ『エール』第12週のあらすじネタバレは、2019年6月15日(月)8:00からの第12週(56話~60話)放送終了後に追加します。 今しばらくお待ちくださいませ。 スポンサーリンク.

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エール|第9週・43話ネタバレと感想。鉄男と希穂子の恋物語【NHK朝ドラ】

エール ネタバレ

エール(朝ドラ)55 話のネタバレ!【11週目】 浩二の中でずっと胸につかえていた苦しい気持ちは、三郎の本当の思いを知ることでとかされていきました。 *** 浩二は、また蚕農家の畠山(マキタスポーツさん)のところにやってきていました。 僕、本当は何でもよかった、見返すことができれば・・・と浩二は言います。 三郎や裕一、世の中に対して、とこぼします。 音楽の才能もない浩二は、三郎から呉服屋『喜多一』を継がされたときには、嬉しかったといいますが、けっきょくつぶされてしまいます。 畠山も、割を食う家族は必ずいる、と語り、浩二は今まで倒産してきた会社をいくつも見てきたから、その人たちの力になりたいと言います。 すると、畠山は、リンゴ農園に挑戦しようかと思う、まだ隠居するには早い、補助金が出るならな・・・と浩二に言いました。 そんなしけたつらすんな・・・といって浩二に檄を飛ばす畠山。 *** 裕一はそのころ、音に頼んでハーモニカを調達してもらいましたが、三郎の容態がさらに悪化し、医者が処方した薬で眠っているだけ・・。 浩二はもっと早く病気のことを話しておけばよかったと言いますが・・。 三郎は自分の腕をかんで、痛みに耐えていたのです・・・。 浩二は何かっこつけてんだよ、と言いますが・・・。 *** 裕一は、翌日、帰るよと言って支度を始めていました。 寝ている三郎に、裕一は語ります。 何をしても裕一の味方でいてくれた裕一、何も恩返しできていない、とこぼしますが・・。 三郎がすっと目を開けて、だから何だ?と語りかけます。 三日も寝たままだった三郎は、浩二と二人きりにさせてくれ、と言います。 三郎は、浩二にさんざん迷惑をかけてきたことを謝罪し、店をついでくれたときには腹の底から嬉しかったと言います。 本当は裕一についでほしかったのでは?と聞きますが、裕一は音楽しか能がなかったと三郎は言います。 浩二は、三郎と裕一が音楽の話をしていたときはつらかったと言いますが、三郎は音楽なんかなくても言いたいことを言い合ってきた、と話します。 そして、三郎は自分が死んだときは、喪主は浩二がやってくれ、『喜多一』をついだやつがこの家の家長だ、この家も土地も全部浩二に譲ると言います。 三郎は前日裕一に、頭を下げてそのことを話していたのです。 ちゃんと承諾をとっていた三郎・・。 「かあさんのこと、頼んだぞ・・・。 聞いてんのか・・」 「聞いてるよ・・・。 何だよ・・口約束ばっかし、だからだまされんだよ・・」 「おめえはだまさねえよ」 「長生きしないと何すっかわかんねえよ・・俺のこと、ちゃんと見張っていろよ。 もっと長生きしてくれよ・・」 そういって泣き出す浩二。 「おめえ、いいやつだな・・」そういって三郎は浩二の頭を撫でました。 *** 裕一は、三郎の言葉「おめえらのおかげでいい人生だった、ありがとな・・・」を思い出していました。 裕一は縁側でハーモニカを吹きます。 それはどこか・・・鎮魂歌(レクイエム)のようで・・。 *** その夜、三郎は安らかに息をひきとりました。 *** 東京に戻る裕一と音。 世話になりましたという二人に、いつでも帰ってきてね、というまさ。 ちらちらと細かい雪が舞い降りてきます。 浩二は、リンゴを始めること、おいしいのができたら送るよと言い、二人とも元気でねと言い、叔父・権藤茂兵衛(風間杜夫さん)のところに久しぶりに訪れていました。 陶芸に凝っている茂兵衛に頭を下げる裕一。 本当に身勝手で、期待に添えなくて・・・。 そんな裕一に没頭できることがあることはいいことだ、好きなことだけで飯が食えるやつなんて一握りだ、せいぜいがんばってかみさんと子供に迷惑かけるんじゃねえぞ、と言い、夫婦茶碗を差し出しました。 どっちがどっちかわからない器でしたが・・・それでも二人は喜んで受けとりました。 エール(朝ドラ) 55 話のあらすじ 【連続テレビ小説】エール(55)「家族のうた」 2020年6月12日(金) 8時00分~8時15分 の放送内容 浩二(佐久本宝)は再び農家の畠山(マキタスポーツ)を訪ねる。 一方、裕一(窪田正孝)は三郎(唐沢寿明)のためにハーモニカを聞かせようとするのだが…。 浩二(佐久本宝)は、養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)を再び訪ねる。 畠山は浩二の資料がよく調べられていたと話し、素直な返事をしてくれる。 一方、三郎(唐沢寿明)は、浩二(佐久本宝)に大事な話があると、二 人で話をする。 そして、裕一(窪田正孝)は、三郎のためにハーモニカを聞かせようとするのだが…。 その後、裕一と音(二階堂ふみ)は、久しぶりに権藤茂兵衛(風間杜夫)を訪ねるのだった。 出演者 窪田正孝,二階堂ふみ,唐沢寿明,風間杜夫,菊池桃子,佐久本宝,マキタスポーツ,柿丸美智恵, また、『エール』55話を無料視聴する方法を、以下の記事にまとめています。 エール(朝ドラ)55話の感想 とうとう三郎が旅立ってしまいました。 それでも、小山家が何かひと段落して、少し穏やかな空気が流れたように感じました。 死ぬ寸前まで、二人の息子、裕一と浩二の味方だった三郎。 形は違えども、その愛情に嘘偽りはなく、裕一に語った言葉「おめえらのおかげでいい人生だった、ありがとな・・・」にすべてが集まっているように思います。 ほがらかでお調子ものだった三郎ですが、その実、裕一の才能を応援してくれていたし、呉服屋『喜多一』を継いだ浩二に遺産を相続させて。 母・まさと最後に何か語ってほしかったですが、それでも終わりよければすべてよし(とまでは言わないですが)、三郎のおかげで小山家がうまくいっていた、そんなことがわかるエピソードでした。 土いじりをして叔父・茂兵衛が丸くなっているのも、なんとなくありがちなパターンではるかと思ってしまいましたが・・・。 子供もいない茂兵衛には、自分の好きなことが腹いっぱいできるというのは、実業家を引退した今は、本当に幸せなのでしょうね・・・。 『エール』55話を視聴した世間の感想も、一部ご紹介しましょう。 朝ドラ『エール』。 思わず朝から泣きました。 三郎が寝てた部屋のしつらい、好きだわ。 あの青磁の水差し超好み。 泣きながら見ていても見るとこは見てます。 — まさごん 7udEG3cxyAvUQUx 色々な形があるけれど、 親は手がかかる子 兄ユウイチ に、一生懸命になっていた父… 弟として寂しさや反発を感じていた浩二… お父さんの死は悲しかったけど、最後の最後で、自分と父との繋がりを改めて感じることができて、よかった、浩二… — まるさん まるさんかくしかく UwRGgdj534X31ZR 全財産 浩二に渡すか。 当たり前出なかった時代 大抵長男が全部相続した 時代背景があった。 なみなみと 注いだ盃 飲み干しつ 新たな門出 今日立ちぬ 小山 裕一 音 華 来週へ またお会いしましょう。 — 仲麻呂 nakamaro zxKyNmmcJFoylNZ 浩二さん良かったね😭 偉いよ、浩二さん。 相手だけにぶつけるんじゃなく、問題を自分の内から見つめ直して。 そうしてまた一歩踏み出せる。 まるで最終回のような終わり方…心にしみる回やった。

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連続テレビ小説『エール』ネタバレ、あらすじ、感想まとめ(主演 窪田正孝、二階堂ふみ)

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2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」43話のネタバレあらすじと感想は? 2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」43話のネタバレあらすじ 「あなたは何を伝えたいの?どこまで役を理解している?」 憧れのオペラ歌手・ 双浦環(柴咲コウ)の厳しい指摘を受けた 音(二階堂ふみ)は、大人の駆け引きを学ぶため、カフェーで臨時雇いとして1週間働き始めました。 そんな音の行動力に友人たちはもちろん 千鶴子(小南満佑子)も驚いていました。 一方、やっぱり 裕一(窪田正孝)の曲は採用されません。 「せっかくチャンスだったのになぁ~!」 廿日市(古田新太)は、またちくりと嫌味を刺して、去っていきます。 「チャンスなんかじゃね~よ。 あいつ、ほんと適当だな。 」 がっくりしている裕一に 木枯(野田洋次郎)が言いました。 「それ作曲した磯貝ってやつ、重役の息子だってさ。 親の七光りで作詞家になろうとしてるボンクラだよ。 廿日市もババ引かされたって、ぼやいてたらしい。 」 ほっとしたような…がっかりしたような顔する裕一。 「君の才能を、あんなところで無駄遣いする必要ないよ。 次だ次。 」 「次、あんのかなぁ~。 」」 少々自棄っぱち気味の裕一に、木枯は音もカフェーで頑張っているのだからと発破をかけますが、そちらも謙遜気味な裕一。 そんな裕一に、ちょっと意地悪を言いたくなった木枯。 実は、昨日、音の様子を見てきたといいます。 「彼女、中々やるねぇ~。 男を喜ばせるコツをよくわかってる。 」 そんな言葉に、男を手玉に取る音を想像し、ますます心配になってしまう裕一です。 最初こそ、つい思ったことが口に出てしまう音でしたが、逆にそんな裏表のない音のカウンセラー張りの励ましが、一部の客にウケたのです。 「お願い!今日も様子見てきて~!」 「やだよ、自分で行けって(笑)」 面白そうに逃げていく木枯の背中に恨み節をぶつける裕一なのでした。 ところが、そんな夜のことです。 今日の音についたお客は、なんだか機嫌が悪そうです。 音の酒を作る動作が遅いと、更にイライラを増し、一口飲んで『薄い!』と音にその酒をぶちまけたのです! もちろん、それで黙っている音ではありませんが、その対応は、更にその客をヒートアップさせました。 そして…音の方も。 音は、アイスペールをつかむと、その客の頭上でひっくり返したのです! ママ(黒沢あすか)は、かんかんに怒りますが、それをかばってくれたのは、 希穂子(入山法子)でした。 「私たちも悪かったんです。 機嫌の悪いお客様を、まだ不慣れな音江さん一人に任せてしまって…。 」 「すみませんでした!」 2人の懸命な謝罪に、まだ何か言いたげではありましたが、それ以上のお小言はなかったのでした。 音は、汚してしまったエプロンを希穂子と拭きながら、どうしても思ったことがすぐに出てしまうと相談しました。 希穂子は、そんな音の事も受け入れ、チャームポイントだと笑ってくれました。 そんな希穂子に心を開いた音は、自分が入店した理由を話しました。 そして、お客さんに恋をしたことがあるかと尋ねます。 上手にはぐらかす希穂子に、大人の余裕のようなものを感じる音。 そこへ、ママが戻ってきました。 音への指名が入ったのでした。 音が席に着くと、お客は 鉄男(中村蒼)でした。 東京へ出てきて、裕一のところに泊めてもらおうと訪ねたら、音をとてつもなく心配して、右往左往する裕一に出くわし、それを見かねた鉄男が様子を見に来たのだといいます。 そこへ、一緒のテーブルに着くよう言われた希穂子もやってきました。 「いらっしゃいませ!」 鉄男の顔を見た途端、希穂子の表情は凍り付きました。 「…希穂子…。 」 鉄男も目を見開き、驚いています。 「何でここに。 どうして急にいなくなったんだ?お願いだ、説明してくれ!」 しかし、希穂子はきっぱりと鉄男を突き放します。 「お話することはありません。 」 どうしても話をしたい鉄男は希穂子を外へ連れ出そうとして、騒ぎになりかけてしまうのでした。 何とかその場を納めた音は、鉄男と希穂子を、自宅に招きました。 お茶を出して、台所に引っ込む音と裕一、突然の事にオロオロと挙動不審気味の裕一。 音も、詳しいことは全く分かりませんでした。 しばし、無言で対峙していた鉄男と希穂子。 鉄男は、改めて尋ねました。 「どうして、急に姿を消したんだ。 」 「田舎にいるのが嫌になったからです。 」 「嘘だ!君は、福島が好きだと言ってた。 」 「村野さん、ご結婚されるそうですね。 おめでとうございます。 」 「結婚なんかしねぇ!あれは、向こうが勝手に…。 」 「ご挨拶もなしに、上京してしまったことはお詫びします。 でも、私からお話することはありませんので。 」 そういって、他人行儀に言葉を紡ぎ、帰ろうとする希穂子を、何とか引き留めようとする鉄男でしたが、とても冷静に話ができる状況ではないと、鉄男には裕一が、希穂子には音が付きました。 裕一は、鉄男を冷静にすべく、一度席に着くよう促します。 家を出てしまった希穂子を追いかけた音は、コーヒーを飲もうと誘いました。 希穂子をバンブーに連れて行った音。 一口コーヒーを飲むと、希穂子はゆっくりと話をしてくれました。 鉄男とは、以前に少しだけお付き合いをしていたこと。 自分が仲居として働いていた料亭で知り合ったこと。 そして、その出会いのきっかけは、食事を終えて帰ろうとしている鉄男の横で膳を片付け始めた希穂子が、ふと膳の上にあった焼き魚の皿に残された骨でした。 「お魚…すごくきれいに召し上がるなって…。 」 「何でも褒められんのは、嬉しいもんです。 俺、家が魚屋だったんです。 」 それから、ほどなくお付き合いを始めた2人でしたが…。 ある日、鉄男が会社の社長・ 堂島(斉木しげる)とその娘と料亭にやってきました。 そして、聞いてしまったのです。 どうやら、娘・ 仁美(春花)が、鉄男に夢中。 そんな娘の恋路を応援したい堂島が、鉄男に会社を任せたいと言っているのを。 「縁談が進んどったってこと?」 「…まぁ。 」 その頃、自宅の方では裕一が鉄男の話を聞いていました。 「縁談なんてもんじゃねぇんだ!一方的な話だ!折を見て、断るつもりだった。 」 会社の社長でもある堂島の申し出を、失礼なく断るタイミングをはかっている最中、突然姿を消した希穂子。 東京に行ったらしいと聞いて、ずっと探していたのでした。 「優しい女なんだ。 貧しい家に育って…今も病気の親抱えて、苦労してんのに…。 健気で明るくて…。 こんなこと初めてだ。 福島に連れて帰りてぇ…希穂子と一緒になりてぇんだ。 」 「結局…ご縁がなかったのよ。 」 そういって笑う希穂子。 お互いを想う気持ちには変わりないのに、すれ違う鉄男と希穂子。 音は、寂し気に笑う希穂子を思い出しながら、首をかしげつつ自宅に戻ります。 すると、家の外にまで響く、鉄男の咆哮が…。 すっかり酔っ払った鉄男が、希穂子に振られたことを、後悔しているのでした。 2020年度前期NHK朝の連続テレビ小説「エール」43話の感想は? なんと女給の希穂子は、福島で鉄男がお付き合いしていた女性でした。 鉄男には決められた相手がいると知ってしまい、身を引いたようです。 この時代なら、よくあったことなんでしょうが…。 しかし、音がですよ。 この後、2人を何とかしようと奔走した結果、ちゃんと話を聞いて、素直に気持ちを伝えて!なんて流れになって、結果、「やっぱり、好きなのに嫌いっていう意味わかんない!」みたいな話になりそうな気もして、ちょっとだけ心配です。 そして、あの社長令嬢の無自覚に上からな感じ…よく表現されてますよね~(汗) 自分が振られるわけがない、会社の跡継ぎまでちらつかせたら、断る男なんているわけがないというナチュラルな傲慢さを、ちゃんと出してくれてよかったです。 彼女が、そういうキャラであればあるほど、ただ純粋に鉄男と希穂子の恋を応援できるってもんです。 【BSプレミアム・BS4K】7:30~7:45• 【BSプレミアム・BS4K】23:00~23:15 実は、BS放送の方がちょっと早く放送しているんですね! しかも、割とニュースの青枠が無かったり、放送変更や中止も少ないので、じっくりドラマを楽しみたいという方には、おすすめかもしれません。 また週末には、こんな放送も!• 【BSプレミアム・BS4K】土曜9時45分~11時は1週間分一挙放送!• 【BSプレミアム・BS4K】土曜8時45分~9時は1週間分のダイジェスト版再放送!•

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