よう実 ss 体育祭。 【よう実5巻】感想・ネタバレあり 体育祭開幕!!|俺の人生二次元に捧げる!

ようこそ実力至上主義の教室へ8の感想、考察などなど

よう実 ss 体育祭

「ねえ神崎くん。 ちょっと聞いてもいいかな?」 12月中旬。 ペーパーシャッフルの結果が出たこの日、私は神崎くんに声をかけた。 「やっぱりAクラスは、皆頭が良いよね。 届かなかった」 「負けたとはいえ、その差は僅か2点だった。 挽回の余地は十分に残されている」 僅差だからこそ負けた時のショックも大きいんだけどね。 でも、ウチのクラスはそんなことでへこたれることはない。 「体育祭の順位も大雑把にだが分かっている。 Dクラスの総合力はCクラス以上と見て間違いない。 今回の結果でDクラスが浮上してくる可能性は高いだろうな」 良くも悪くも、Cクラスは龍園くんの動きに大きく左右されるクラスだ。 彼がひとつ作戦をミスすれば、それだけで大きくクラスは後退する。。 「いつか、Cクラスに上がって来そうだと思ってたけど想定よりも早かったかな」 「そうだな。 1年のうちに上がってくるのは意外だった。 それだけの差があったからな」 Dクラスは入学後の1月で全てのクラスポイントを一度失った。 そこからのスタートからと考えると驚異的な追い上げとも言える。 Cクラスの失速も大きいけど。 ただ、龍園くんは何を考えてるか分からないところがあるからなぁ。 クラスポイントを犠牲にして、裏で色々と動いてるって噂は聞こえてきてるし。 Dクラスに落ちたからってそれで終了じゃないはずだ。 気を緩めるわけにはいかない。 入学当初、彼がBクラスに危険な爆弾を持ってきたことを忘れちゃいけない。 「しかし、これから堀北との協力関係はどうするつもりだ? Cクラスを倒したら、次は当然Bクラスである俺たちとの戦いが始まる」 「普通なら、ね。 だけど私は協力関係を続けていきたいし、いくべきだと思う」 「つまりAクラスを倒すまでは現状維持したいと?」 「うん。 最後に私たちと堀北さんたちが一騎打ちになるのが理想かな。 坂柳さんや龍園くんたちとの戦いは毎回毎回、体力の消耗が激しいしね」 「良くも悪くも、Dクラスはウチに似ているからな。 作戦も立てやすいということか」 「そういうことだね」 もちろん、堀北さんのDクラスには予測不能、不可思議な部分もある。 例にあげた坂柳さんや龍園くんのような強烈かつ強力なリーダー不在の中、上位クラスを追い上げて来ているのには理由があるはずだ。 彼女を支える平田くんや櫛田さんは言うまでもなく、綾小路くんにもある程度の能力があると見ておいた方がいい。 体育祭で見せた綾小路くんのリレーは、彼を強く印象付けると共にDクラスのポテンシャルの高さを見た気がしたからだ。 まぁ……綾小路くんの足が速いことは、以前から分かっていたことだけど。 Dクラスの佐倉愛里さんが襲われそうになっていたとき、彼とその現場まで走ったことがある。 昔、陸上をしていた私はそこそこ足に自信があったけど、あの時の彼の走るフォームや乱れない呼吸には、内心驚きを覚えていた。 今は目立っていないだけで、他にも似たような生徒がいるかも知れない。 「すまないがこの後人と会う予定がある」 「へえ。 神崎くんが? 珍しいね」 「このクラスがAクラスに上がるために、やれることはやっておきたいからな」 「無茶はしないでね」 「もちろんだ」 薄く笑った神崎くんは、そう言って荷物を持つと教室を出て行った。 「なー一之瀬。 ちょっといいか?」 神崎くんとの話が終わって一人になったところで、柴田くんが近づいてきた。 「どうしたの?」 「いや……神崎と何話してたんだ?」 「これからのBクラスのあり方、かな。 作戦考えないといけないしね」 その会話で柴田くんは、ペーパーシャッフルの結果を思い出したみたいだった。 「試験じゃ悪かったな。 もっと点数取ってたら勝てたかも知れないのに」 「それは言いっこなし。 私だってそうなんだから」 誰だってもう少し点を取っていれば、そう思うのは当たり前のことだ。 「この後皆で遊ぼうってことになってるんだけど、どうする?」 柴田くんが振り返った先には、千尋ちゃんや麻子ちゃんの姿もあった。 「そうだね。 負けた時こそ、みんなでパーッと盛り上がったほうがいいかもね」 私は賛成して、クラスに残ったみんなに声をかけることにした。 結局10人ほどに膨れ上がったBクラスのメンバーを連れて、ケヤキモールへ向かう。 その途中、私たちはAクラスの主要メンバー3人と遭遇した。 坂柳さんに橋本くん、それと神室さんだ。 「こんにちは坂柳さん」 負けた時こそ、明るくそして前向きに。 「あら。 随分と大勢を連れて楽しそうですね一之瀬さん」 「いやー祝勝会とはいかなかったから、残念会でもしようと思って」 「そうでしたか。 正直Bクラスの総合点には驚きました。 何かひとつ違っていれば、私たちが負けていたかも知れません。 実力はほぼ互角でした」 「ありがとう。 次は負けないからね」 「ええ。 次に戦う機会を楽しみにしていますよ。 それから、ここで一之瀬さんにお会いできたのは運が良かったです。 実は近々、一之瀬さんにご相談したいことがありまして」 「相談?」 思いがけない話が坂柳さんから出てきた。 「ええ。 解決できない悩みに直面していて、どうしていいかわからないんです」 そう言って視線を落としながら、少し重たいため息をついた。 彼女は何でも自分で解決してしまいそうな人。 だからこそ意外だった。 いつも自信に溢れている坂柳さんらしくない態度だ。 それほど困ったことなのかな。 「それで……もしよろしければ後日相談に乗っていただけませんか?」 「えっと、私なんかでいいの?」 「私の悩みは、Aクラスの方々には少々相談しづらいものでして。 一之瀬さんが嫌でなければ———」 「全然嫌じゃないよ。 うん、いつでも連絡して欲しいな。 どれだけ力になれるかはわからないけど」 「大丈夫です。 きっとあなたは私のお役に立ってくれると思います」 私は坂柳さんの連絡先を知らない。 今聞いておいた方がいいかな。 そう思った直後、坂柳さんはニッコリと笑い連絡先と思われる紙を差し出してきた。 「お手間を取らせては待っている方々に悪いですし。 今日はこれで失礼いたしますね」 「あ、うん。 じゃあ後で連絡先に送っておくね」 いつも自分の連絡先をメモして持ち歩いているんだろうか。 その紙に書かれたアドレスと番号に目を落として、ポケットにしまう。 何か僅かに引っかかるものを感じながらも、私は坂柳さんを見送った。 「なあ一之瀬。 余計なことだとは思うけど気をつけたほうがいいんじゃないか?」 そう言って柴田くんが心配そうに声をかけてくれた。 麻子ちゃんたちも同じなのか、坂柳さんの相談事を警戒しているようだった。 「心配要らないよ。 ただ彼女の相談に乗る、それだけなんだし」 「そうかも知れないけど、あの坂柳だぞ?」 柴田くんの心配も分かる。 だけど、嘘かどうかは話してみないと分からない。 本当に困っているのなら助けてあげたい。 私は誰にでも全力で答えるために自分に出来る精一杯のことをする。 それがたとえ、いつか自分の首を絞めることになってしまうとしても。

次の

#1 憂鬱な体育祭①

よう実 ss 体育祭

よう実の綾小路の正体をネタバレ よう実の主人公である綾小路の正体についてネタバレしていきますね。 綾小路の正体は、 運動神経、学力、思考力、判断力すべてにおいて 他を圧倒するすぐれた才能を持った人物です。 実力では確実にAクラスにありながら、 敢えてDクラスに配属されることとなりました。 主人公が自身の正体を隠している理由については 原作でも語られていなため不明です。 ただし、なんらかの理由があることは間違いありません。 一つ分かっている理由としては、平穏な日々を過ごしたいということ。 過去に父親との間においてなんらかの確執があったのは間違いありません。 ネタバレになりますが、 綾小路はホワイトルームという無機質な部屋に閉じ込められていました。 現在の綾小路のまわりに関心がない性格には、 過去に ホワイトルームという ほとんど何もない空間にいたことが原因の一つです。 まとめ 今回は、綾小路にフォーカスしてみました。 本来であればAクラスで学年一位の実力を持っている綾小路ですが、 正体を隠している理由としては目立ちたくないのと過去が関係している。 しかし、クラスに頼られることも そんなに悪くないと思っている面もあります。 綾小路はネタバレになりますが、父親と確執があります。 逃げたいと考えこの学園にきています。 ホワイトルームという単語もでてきましたね。 恐ろしい部屋です。 今回は綾小路の正体についてのネタバレでした。 結論としては綾小路はいまだ正体不明の部分が多いです。 (笑) これからもようこそ実力至上主義の教室への ネタバレ・考察情報を配信していきたいと思いますので、 ブックマークしてくれると管理人も喜びます。

次の

綾小路Tレックス

よう実 ss 体育祭

体育祭も終わり肌寒くなりつつある10月中旬。 生徒会の新旧交代式が行われ、生徒会長の座は堀北学から2年の南雲雅に引き継がれた。 新時代の到来を感じさせる中、綾小路はクラスメイトの佐藤麻耶に人気のない渡り廊下に連れて来られる。 「綾小路くんって誰か付き合ってる人とかいるわけ? その、電話番号交換してよ」向けられたのは半ば告白手前の言葉。 体育祭での活躍の結果、綾小路に対する注目度は大きく上昇、周囲に大きな変化が訪れていた。 そして到来する特別試験・期末テスト。 例年退学者を出すペア制とペーパーシャッフルという複雑な試験にDクラスはどう活路を見出すのか。 大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第6弾!! 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA 長い夏休みを終えたDクラスを待ち受けていたのは体育祭。 だが、高度育成高等学校の行事が生半可なものであるはずもない。 全学年が赤と白の二組に分かれ勝敗を競う体育祭で、DクラスはAクラスと共にB&Cクラス連合と戦うこととなった。 さらに全ての競技に順位がつけられ、順位ごとにポイントを得られるという。 ここまで足を引っ張る存在だった須藤が一躍Dクラスの切り札となり、運動自慢達が腕を鳴らす。 一方、自分のやり方を変えず周囲と軋轢を生む堀北。 大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第5弾!? 究極の実力勝負の体育祭が始まる。 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA 色々な事件が起こりつつも夏の特別試験は無事終了。 高度育成高等学校の面々にも遂に正真正銘の夏休みがやってきた。 謎に包まれたA&Cクラスの生徒の意外な一面を描き出す「意外と伊吹澪は常識人である」&「意外と葛󠄁城康平は悩んでいる」突然のアクシデントから始まった堀北鈴音苦難の1日を描く「さりとて日常に潜む危険性」佐倉愛里のほんのちょびっとの勇気の結果は?「女難、災難の1日。 舞台は豪華客船でのグループ戦に移る。 後半戦の試験内容は打って変わって、思考力が試される頭脳戦。 A~Dクラスの全ての学生を干支になぞらえた12のグループに分け、各グループごとに一人だけ存在する『優待者』を見つけるというもの。 クラス対抗という考え方を破壊する試験に驚愕する生徒たちだったが、葛󠄁城、龍園といった各クラスの実力者達は試験の狙いを見極め、暗躍を開始する。 ひとりで生きることの出来ない、弱い生き物」精算できない過去との決別! 学園黙示録第4弾!? 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA 季節は夏。 期末テストを乗り越え夏休みを迎えた清隆たちに高度育成高等学校が用意していたのは、豪華客船による2週間のクルージングの旅だった。 喜ぶ面々だったが、完全実力主義の学校が単なる旅行を計画するわけもなく、船は無人島に到着。 生活物資は試験用に与えられたポイントで購入可能。 だが試験終了まで保持したポイントは2学期からの 学校生活にプラスされるという。 大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第3弾!? 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA 生徒の全てを実力で計る、完全実力主義の教育学校・高度育成高等学校。 最底辺のDクラス所属の綾小路清隆は、心優しき美少女・櫛󠄁田桔梗に懇願され、Cクラスの陰謀で停学の危機に陥ったクラスの不良・須藤を助けることに。 隣人たる堀北鈴音にも声を掛けるが、彼女はなぜか消極的。 聡明な鈴音から唯一示されたヒントは、クラスメイトの地味少女・佐倉愛里の存在。 事件の鍵を握る彼女を追跡するうち、清隆達は愛里の隠された秘密に気付き……。 さらにはBクラスの謎の美少女・一之瀬も加わり、須藤の救済に挑む! 大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録第2弾!! 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA 希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという全国屈指の名門校・高度育成高等学校。 最新設備の使用はもちろん、毎月10万円の金銭に値するポイントが支給され、髪型や私物の持ち込みも自由。 まさに楽園のような学校。 だがその正体は優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校だった。 主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。 同じクラスで成績は優秀だが性格に超難ありの美少女・堀北鈴音、気遣いと優しさでできた天使のような少女・櫛󠄁田桔梗らと出会うことで清隆の状況も変化していって……。 大人気クリエイターコンビが贈る、新たな学園黙示録!? 著者:衣笠彰梧 イラスト:トモセシュンサク 価格:本体580円+税 発行:株式会社KADOKAWA.

次の