コロナ ベルギー。 アジア人差別?コロナウィルスに対するベルギーの反応

コロナ疑いの高齢者、全員入院治療は正解か ベルギーで介護施設の死者が半数を占める本当の理由

コロナ ベルギー

筆者の住むベルギーは、単位人口あたりの死者数が不名誉にも世界最悪となってしまった。 その約半数が、老人ホームや老人介護施設などの高齢者と聞けば、いったい現場で何が起こっているのかと疑問を持つに違いない。 医療崩壊どころか、高齢者たちが医療も受けられずに見捨てられ、バタバタと亡くなっているのか、と。 当初はPCR検査が実施できる件数も限られ、高齢者施設で亡くなる方々が陽性かどうか確定することは不可能だった。 仮に感染が判明しても、直接の死因かどうかはほとんどの場合判定できない。 事態が落ち着いてから、過去の高齢者施設での例年同期平均死者数と照らした超過死亡数を見て調整するしかないという考えからだった。 これこそがベルギーを世界最悪に見せた原因だった。 そんな中、「オランダ、高齢者に非情通告」という新聞の見出しが目に入った。 医療崩壊させないために、集中治療室医組合が、救命治療対象基準を80歳以下(後に70歳以下に下方修正)としていたというのだ。 オランダはベルギー同様、2000年代初めに安楽死が合法化され、死について論理的・現実的に考える国だ。 だが、病床数など医療体制ではベルギーとはかなりの違いがある。 今回の新型コロナ感染危機でも、イタリア、フランスと同様に、一時期は医療が飽和し、重篤患者をドイツに搬送して助けを求めていた。 それでも「年齢による線引き」をしていないという確信は持てなかった。 そんなころ、友人と電話で話すと「83歳の母が入っている介護施設とのやりとりで追われている」という。 友人の母親は最近、軽い認知症を発症したが元気に過ごしていた。 ついのすみかと大いに気に入って入居した介護施設から一通の手紙が届いた。 ベルギーでは封鎖に先駆け、3月初めには近親者でも面会が禁止された。 入居者は自室に留まることが推奨された。 感染リスクの高い介護スタッフは、家族への感染リスクを背負い込み、社会からの疎外感を味わいながら、肉体的・精神的に負荷の高い勤務を続けなければならない。 高齢者の中には、社会から遮断され生きる意欲を失ったり、自暴自棄で攻撃的になったりする者も少なくない。 集団感染がどんどん進んでいく中、介護スタッフは十分な防護具も感染症対応のノウハウもないまま働き続けるしかなかった。 悲鳴のような声が、SNSやニュースで数えきれないほど取り上げられた。 その瞬間から、人工呼吸器やさまざまなチューブにつながれ、冷たい白い壁の薄暗い病室に隔離される。 重装備に身を包んだ見ず知らずの医療スタッフが忙しそうに出入りするようになる。 認知症の方は、生活環境の変化だけでも症状を悪化させ、死期を早めることもあるというのに。 地元メディアに匿名で答えた介護士は、「地域の病院から、『QOL(生活の質)』の面では介護施設の方が確実にベターなので、75歳以上の基礎疾患のある患者は病院に送らないでほしい」と伝えられたと証言していた。 やはり、ここでも年齢による線引きが行われていたのか。 政府も、専門家委員会も「高齢者、糖尿病や心臓病などの病気を持つ弱い人々を社会全体で守ろう」と繰り返してきたというのに。 「とても難しい選択だ」と前置きしながら一般医組合の理事はこう述べた。 「年齢で機械的に決めるのではなく、当事者と、近親者と、介護スタッフの間で『いざという時どうしてほしいか』の行動指針を作り、それに従って決めてほしい」 それが、友人の母親の住む介護施設から送られた手紙だったのだ。 訪問者への検温、手洗い、人との距離をとることなどの義務を記したポスターが入口に貼られている。 100歳でも、まだまだ元気で長生きに意欲的な人もいれば、40歳でも重篤な病で苦痛に耐えかね、もう逝きたいと思う人もいる。 フランス在住の文化史家の竹下節子氏はブログにこう書いた。 「介護施設というものは残された命をよりよく生きるためのものであって、『死なないためのもの』ではないし、ましてや『コロナのために死なないためのもの』ではないはずだ。 世界は新型コロナ危機によって、パラダイムの大変革を体験している。 『感染者数』とか『行動の8割減』とか、一見すると客観的のように聞こえる数値にすがっても、それぞれが何を測っているのかすら曖昧なら意味は乏しい。 さらにいえば、いくら科学的で緻密な数値も、人間臭い生きざまの『質』を組み込まなければ空言に過ぎない。 そう感じる。

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ベルギーのコロナ死亡率、世界ワースト? 「透明性」重視の集計、風評懸念も:時事ドットコム

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すべての人が汚染の可能性についてテストされているわけではないためです。 2月26日までオランダでの 新型コロナウイルス感染者は、報告されていませんでしたが、27日にオランダで初の感染者について発表がありました。 KLMの中国便を停止するなどアジアからの感染対策をしてきたオランダですが、爆発的に感染者が増えたイアリア経由での感染者が続々と報告されています。 2月27日時点 1名 感染者が多数出ているイタリア北部ロンバルディア州から最近戻ったばかりのLoon op Zand ローン・オプ・ザント に住む56歳の男性で、ティルブルフの病院に入院し隔離されているとの事です。 日本語のニュースでは「オランダでコロナウイルスの感染者が出た」という事実のみですが、以下の英語サイト、オランダ語サイトで詳しく掲載があります。 ただ、オランダはじめヨーロッパでは、感染予防のためマスクをするという習慣がほとんどありません。 マスクをしていることで、職務質問を受けたという例もあるそうです。 日本と違いマスクを着用していることがかなり珍しい環境なので、アジア人である日本人がマスク着用していることでコロナ感染者かと恐れられてしまう可能性もあります。 また、マスクを普段つける習慣がないため、オランダのドラッグストアなどではなかなかマスクの取り扱いが見つからないかもしれません。 ただ、長引くコロナの影響で、オランダでもマスクをしている人を多く見かけるようになるなど変化がありました。 オランダの通販サイトでは日本のようなマスクの取り扱いもありました。 売り切れが増えてきているようです。 ヨーロッパ諸国で発表されているコロナウイルス感染情報 ヨーロッパ諸国ではコロナウイルスの感染者が多く発表されています。 イタリアが特に感染者と死亡者の数が多く、ヨーロッパ諸国も中国便の停止などしたものの、イタリア経由で感染者が増えているようです。 3月15日時点で感染者は 中国が8万844人、 イタリアが2万1157人、 イランが1万2729人、 韓国が8162人、 スペインが5753人、 フランスが4500人、 ドイツが3795人 となっており、上位7か国のうち4か国がヨーロッパ欧州となっています。 ヨーロッパではレストランや美術館、娯楽施設の閉鎖、外出制限など厳しい政策をしている国もあり、レストランが営業していないので食事が出来ない、観光施設が閉鎖しているなど、観光どころではない国が出てきています。 イタリア イタリアでは14日時点で感染者数2万1157人死者1441人を超えるなど、ヨーロッパ最大の新型コロナウイルスの感染国になっています。 イタリア政府は、全土で不要不急の外出を控えるよう求めているほか、生活に必要な物を取り扱う店を除いて、すべての商店の営業を禁止する異例の措置が出ています。 ヨーロッパ諸国からもイタリアへの渡航が禁止されるなどしています。 イタリアでは1月30日に、中国湖北省からイタリアに観光で訪れている中国人夫婦2人が、新型のコロナウイルスに感染していることを確認したと発表がされています。 その後、2月23日までに150人を超えるなど欧州最大の感染拡大がニュースになっています。 3月5日時点で3858人を超える感染者、 148人の死亡が報告されていました。

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ベルギー・ブリュッセル国内のコロナウイルスへの反応。旅行はどうすればいい?

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ベルギーでもコロナウイルスの感染者数が増えているということもあり、これから渡航制限・行動措置など何が起きるかわからない• 空港なども含め、オランダ・ベルギー・フランスの中間地点となるベルギーは多くの人が行き来するので、人が多い場所へ行くのはリスキー• 「絶対に来ない方が良い!」というわけではないですが、 何が起こるか想定できないことが1番の理由です。 以下詳しく説明していきます。 ベルギーの在日本人大使館からの公式情報 本4日のベルギー政府の発表によると,ベルギー国内において新型コロナウイルスの新規症例が新たに10件の症例が確認され,その結果,当地での確定症例数は23件となりました。 今般感染が確認された対象者の内,9名は先頃まで北イタリアを訪れた方で,何れも軽度の症状により自宅療養中,もう1名はベネチアで感染した方との接触により感染,重症の呼吸器感染症状を呈し,現在医療機関に入院中の由です。 ベルギー政府は,こうした患者の数は今後も増加するであろう,との見通しを示しています。 ニュースなどを聞いていて、ベルギー国内でもコロナによる脅威が大きくなってきました。 これは、ブリュッセルのメトロ(地下鉄)内で社会実験として撮影されたビデオです。 中国語を話す、メトロに乗ってくる中国人と思われる旅行客3人組に対し、白人女性2人組が(もちろん全員役者さんです。 ) 彼らに コロナウイルスが怖いので電車から降りろと差別的表現をかけた結果、 周囲の一般人乗客はどういった反応を示すかといったビデオです。 このビデオでは、多くの人達が、差別的表現をした女性達に対して 反対の意見を唱えてくれています。 とても心に来るものがあります。 多くの人種が共存している都市・ブリュッセルでは、そういった 差別などに対しての反対・多人種への受容の姿勢が感じられます。 しかしそれでも…。 また、ツイッターやブログを見て、ベルギー国内にて現地の人間から同じく 「コロナウイルス」と呼びかけられるなどといった体験もTwitterでいくつか見受けられました。 こうした報告を受けて、私自身も、今は人が多く集まる場所への外出などは できるだけ控えています。 買い占めは? 日本ではマスクや消毒ジェルの連日売り切れが続いたり、デマ情報でトイレットペーパーが売り切れになったりといった出来事がありました。 ブリュッセルでは、今の所近くのスーパーなどは 特に大きな変化なしです。 ただ、近隣諸国でも高まる緊張を受けて私の友人もパスタや日用品などの備蓄品購入を念のため検討しています。 それにベルギーでは、食料品や日用品などを輸入に依存している部分もあるので先行きが不安になった多くの人が、備蓄購入に走るのも時間の問題な気がします。 が! マスクやハンドジェルなど、直接の衛生予防に関わるものはファーマシー(ドラッグストア)や、スーパーなど、品切れのお店もあるとのこと。 ベルギーへの旅行はどうしたらいい? 個人的には今の訪問はなるべく控えた方が良い 昨日今日になり、患者数が増えてコロナウイルスの脅威がベルギーでも広がりを見せています。 滞在中に何が起きてもおかしくない雰囲気ですし、事態は刻々と変化していきます。 個人的な意見ですが、もしも私が今の状況でベルギーへ旅行として来るのであれば、 万が一をとって旅を諦めるかと思います。 幾つかのホテル・ホステルでは、 日本から来た日本人に対し宿泊拒否といった事態も起こっているようです。 (あくまで 一個々のホテル・ホステルの判断であり、ベルギー政府自体がそういった命令を下しているわけではありません。 ) ベルギーだけでなく、空港やベルギーに着くまでの間の世界中の人とのすれ違いや接触を考えるとリスキーではあるでしょう。 また、もしも自分が感染者になってしまった場合、その影響で知らない多くの人に迷惑をかけるわけにもいかないからです。 人生の内でとても楽しみにしていた旅行を考えると、とても辛い気持ちなのですが…。 不安になりながら旅行をしていても全力で楽しめないので複雑な所です。 空港での出入国審査の影響は? ちなみに、ベルギー国際空港での出入国審査やコロナウイルスに係る検査などは、こちらも今のところ、大きな変化は見られないようでした。 ベルギーから日本へ出国する時に、 「もしかするとベルギーに帰ってきた時にウイルスの検査があるかも…」と言われたとのこと。 しかし、実際に帰ってきた時には特別な緊張感は無かったようです。 さん情報提供 2月後半〜3月最初の渡航状況 スポンサードサーチ.

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