ジェラード。 ジムニー&シエラのホイールはやっぱり王道のタフさが欲しい! 迫力の「無骨」系サテンブラックが渋い|ハイブロック・ジェラード

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ジェラード

2018年のジェラード 名前 本名 スティーヴン・ジョージ・ジェラード Steven George Gerrard 愛称 スティーヴィー ラテン文字 Steven GERRARD 基本情報 国籍 生年月日 1980-05-30 (40歳) 出身地 身長 183cm 体重 83kg 選手情報 ポジション 利き足 右足 ユース 1987-1998 クラブ 1 年 クラブ 出場 得点 1998-2015 504 120 2015-2016 34 5 通算 538 125 代表歴 1999-2000 U-21 4 1 2000-2014 114 21 監督歴 2018- 1. 国内リーグ戦に限る。 ( ) スティーヴン・ジョージ・ジェラード( Steven George Gerrard 、 - )は、・出身の元、現サッカー指導者。 現役時代は。 ポジションはだが、中盤ならどこでもこなせる選手であった。 フリーキックを蹴るジェラード 幼少の頃からのアカデミー(下部組織)で才能を磨き、1998-99シーズン、11月29日に戦で僅かな出場時間ながらトップチームデビューを飾る。 デビュー当初は右としてプレー。 その後、ポジションをにコンバートされる。 1999-00シーズン、12月5日の戦にて初ゴールを決めた。 2000-01シーズン、リヴァプールのレギュラーとして活躍。 監督の下、、、リーグカップの三冠達成に貢献した。 リーグカップの決勝戦では先制点を決めて優勝に貢献 、またUEFAカップ決勝の戦では、リヴァプールの2点目を決め優勝に貢献した。 2002-03シーズン、の最終節戦では、勝った方が4位で出場権獲得という状況の試合であったにも関わらず試合中にを貰い、1-2で敗れて5位に終わりチャンピオンズリーグ出場を逃した。 2003-04シーズン途中にからを引き継ぐと秘めたるポテンシャルが一気に開花。 同シーズンもチャンピオンズリーグ出場権を争う位置にいたが、シーズン終盤の大活躍によって最終節を待たずして4位を決め、前年の汚名を返上。 シーズン後にエースのがへ移籍し、一時はジェラード自身にも移籍の話が持ち上がったが、記者会見で残留を明言した。 2004-05シーズン、において、グループステージで敗退すればへの移籍が決まりかけていたが、グループステージ突破には2点差以上の勝利が義務付けられた最終戦の戦で、試合終了間際にミドルシュートを決め3-1とし、逆転でチームを決勝トーナメントへ導く。 決勝トーナメントでは得点こそなかったものの、チームを決勝戦へと進出させた。 決勝の戦では3-0のビハインドを覆す逆転優勝 のきっかけとなるヘディングシュートを決め、その後チームは同点に追いつき、PK戦の末ミランを下し、リヴァプールに5回目となるチャンピオンズカップトロフィーをもたらした。 これらの活躍によりを受賞。 また、このシーズン終了時に再びチェルシーへの移籍が報道されたが、チームへの残留を決めた。 2005-06シーズン、チャンピオンズリーグ予備予選の戦第1戦ではハットトリック。 2戦でも2得点の活躍を見せた。 2005年末には、日本開催の準決勝戦では強烈なボレーシュートでゴールを決めたが 、決勝でに敗れ、リヴァプールは準優勝に終わった。 決勝の戦では、同点弾を含む2ゴールを挙げる活躍を見せ、チームにFAカップをもたらした。 初のを受賞。 2006-07シーズンは2年ぶりとなる決勝進出に貢献したが、決勝では2年前と同じ相手に1-2と敗れた。 2007-08シーズン、、3回戦の戦でハットトリックを達成した。 チャンピオンズリーグではグループステージ、10月24日の戦からラウンド16、戦のファーストレグまで5試合連続ゴールを決め、準決勝まで進出したが、に延長戦の末、2戦合計で3-4と競り負け 、3度目の決勝進出を逃した。 2008-09シーズン、の戦において、自身100ゴール目となるフリーキックを決めた。 、戦で、プレミアリーグでは初のを達成した。 ポジションを少し上げたことにより得点力が増し、自身キャリアハイの16ゴールをマーク。 リーグ得点ランクは3位となり、チーム得点王となった。 2009-10シーズン、チームの不振により、ジェラード自身も度重なるケガに悩まされた。 春先になりチームと共に調子を上げたものの及ばず、リヴァプールは7位に終わった。 2010-11シーズン、、グループステージ11月4日、戦でハットトリックを達成した。 2011-12シーズン、を決勝で破り、リーグカップの獲得に貢献した。 また3月13日のリーグ戦、戦でハットトリックを達成した。 2013-14シーズン、2013年10月19日の戦でを決めて通算100ゴールを達成した。 シーズン中、13ゴール13アシストを記録、、と共にプレミアリーグ発足後リヴァプールは初の優勝にあと一歩で手が届くところまでチームを導いたが、最終盤の戦でジェラード自身のスリップから決勝点を献上し、2位に転落し優勝を逃したが 、優勝争いの原動力となる活躍でに選出された。 2014-15シーズン、、2014-15シーズン終了後にリヴァプールを退団すると発表。 翌日にのクラブに加入することを明らかにした。 、4回戦の戦に出場し、、に次いでクラブ史上3人目となる通算700試合出場を達成した。 4月25日の戦でリーグ戦500試合出場を達成。 第35節の、第36節の戦で連続ゴールを記録。 最終節の戦では1-6と大敗したが、ジェラードは70分にプレミアリーグでのラストゴールを決めた。 ロサンゼルス・ギャラクシー [ ] 2015年1月7日、のに7月から加入することが発表された。 でも背番号は『8』であることも発表された。 7月3日、ロサンゼルス・スタブハブ・センターに到着。 メディカルチェックを受けた。 同年7月7日より公式にLAギャラクシーでの練習を開始し、同日10:00には入団記者会見も開催される。 また新天地でのデビューに向けて意気込みを語った。 2015年7月18日、戦にてデビューすると、その試合でゴールを決めただけでなく2つのアシストも決めた。 2016年11月6日、のプレーオフ準々決勝、戦セカンドレグでPK戦の末チームは敗れ、11月15日、同年シーズンをもってLAギャラクシーを退団することが発表された。 2016年11月24日、現役引退を表明した。 ラストシーズンのレギュラーシーズンでは怪我で21試合の出場ながら11アシストを決めた。 代表経歴 [ ] 準々決勝戦、とのマッチアップ 2000年5月31日のとの親善試合で代表デビュー 、同年の2000年6月に出場した。 2001年、の戦で代表初ゴールを記録。 2002年、、監督のプラン上、キープレーヤーであったが、同年の戦で負傷、手術を受け、出場出来なかった。 2004年、に出場、戦でゴールを決めた。 2006年、に出場、グループリーグ第1戦の、第3戦の戦でゴールを挙げる活躍をしたが 、準々決勝の戦のPK戦ではPKを失敗、イングランドも敗退した。 2010年、に出場、大会直前の練習で代表主将のが負傷離脱したため、副主将であるジェラードがを務め 、1次リーグ初戦戦で先制ゴールを決めたが 、優勝候補に挙げられながらも、決勝トーナメント1回戦では、のミドルシュートからのゴールが認められなかったことも影響し、1-4とに敗れた。 2012年、に出場、グループリーグの3試合でいずれもアシストを決め、決勝トーナメント進出に貢献したが、準々決勝でにPKの末敗れた。 2012年11月15日のとの試合で代表キャップ数100を達成した。 2014年、出場。 2大会連続で主将を務めたが、グループリーグで敗退、大会後の同年7月に代表引退を表明した。 現役引退後 [ ] 2017年1月20日、古巣リヴァプールのアカデミーコーチに就任した。 2017年4月27日、2017-2018シーズンよりアカデミーのU-18カテゴリーの監督に就任することが発表された。 2018年5月4日、のの監督に就任することが発表された。 エピソード [ ]• に発生した、イングランドサッカー史上最悪の事故であるの犠牲者のうちの最年少の者(10歳)は、当時9歳であったジェラードのである。 リヴァプールの元チームメイトであるやとは、リヴァプールのアカデミー時代からの親友である。 極度ので一日に最低15回は手を洗う。 午前2時半ごろ、英国北西部のサウスポートで暴行の容疑で逮捕された。 本人は否定をし、また、ノースセフトンの治安判事裁判所はジェラードの身体的暴行はなかったとの裁定を下し、結果として暴行容疑は取り下げとなった。 6月、アメリカの経済誌はを公表した。 ジェラードの年収は1870万ドル(約19億円)であり、世界のアスリートの中で86位。 サッカー選手の中では12位。 2015年夏にリヴァプールからロサンゼルス・ギャラクシーに移籍し、アメリカでの生活をスタートさせた際に、「まさに今が最高だよ。 5分ごとに立ち止まらなくては街中を歩けなかった状態から、ここでは"Z-lister(全くの無名な人、あるいはスターの地位から最も遠い人)"になったよ。 良いことだし、気に入っている」と語っていた。 個人成績 [ ] 所属クラブ シーズン 期間通算 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 出場数 得点 12 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 13 0 29 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 31 1 33 7 4 1 4 0 9 2 0 0 0 0 0 0 50 10 28 3 2 0 0 0 15 1 0 0 0 0 0 0 45 4 34 5 2 0 6 2 11 0 0 0 0 0 1 0 52 7 34 4 3 0 2 0 8 2 0 0 0 0 0 0 47 6 30 7 0 0 3 2 10 4 0 0 0 0 0 0 43 13 32 10 6 4 1 1 12 7 2 1 0 0 0 0 51 23 36 7 1 0 1 1 12 3 0 0 1 0 0 0 51 11 34 11 3 3 2 1 13 6 0 0 0 0 0 0 52 21 31 16 3 1 0 0 10 7 0 0 0 0 0 0 44 24 33 9 2 1 1 0 13 2 0 0 0 0 0 0 43 12 21 4 1 0 0 0 2 4 0 0 0 0 0 0 24 8 18 5 6 2 4 2 0 0 0 0 0 0 0 0 28 9 36 9 1 0 1 0 8 1 0 0 0 0 0 0 46 10 34 13 3 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 39 14 29 9 3 2 3 0 6 2 0 0 0 0 0 0 41 13 成績 504 120 41 15 30 9 130 41 2 1 1 0 1 0 710 186 13 2 1 0 0 0 0 0 15 2 21 3 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 23 3 成績 34 5 1 0 0 0 2 0 38 5 通算成績 538 125 43 15 30 9 132 41 748 191 代表 [ ] イングランド代表でのジェラード 年 出場 得点 2000 2 0 2001 6 1 2002 5 1 2003 8 1 2004 10 2 2005 8 1 2006 13 4 2007 11 2 2008 7 2 2009 7 2 2010 12 3 2012 11 0 2013 8 2 2014 6 0 通算 114 21 代表でのゴール [ ] 開催年月日 開催地 対戦国 スコア 結果 試合概要 1. 2001年9月1日 、 1- 2 1-5 2. 2002年10月6日 、 2-2 2-2 3. 2003年6月3日 、 1-0 2-1 4. 2004年6月7日 、 3-0 3-0 5. 2004年9月4日 、 0- 2 2-2 6. 2005年3月30日 、 1-0 2-0 7. 2006年5月30日 、 1-0 3-1 親善試合 8. 2006年6月15日 、 2-0 2-0 9. 2006年6月20日 、 1- 2 2-2 10. 2006年9月2日 マンチェスター、オールド・トラッフォード 2-0 5-0 11. 2007年3月28日 、 0- 1 0-3 12. 0- 2 13. 2008年5月28日 、 2-0 2-0 親善試合 14. 2008年10月15日 、 0- 1 1-3 15. 2009年9月9日 ロンドン、ウェンブリー・スタジアム 2-0 5-1 16. 4-0 17. 2010年6月12日 、 1-0 1-1 18. 2010年8月11日 ロンドン、ウェンブリー・スタジアム 1-1 2-1 親善試合 19. 2-1 20. 2013年9月6日 ロンドン、ウェンブリー・スタジアム 1-0 4-0 21. 2013年10月15日 ロンドン、ウェンブリー・スタジアム 2-0 2-0 記録 [ ] 通算10得点 受賞・獲得タイトル [ ] クラブ [ ] リヴァプール• :2000-01, 2005-06• :2000-01, 2002-03, 2011-12• :2006• :2001 個人 [ ]• :1回 2001• :1回 2004-05• :1回 2005-06• :1回 2009• :8回 2000-01, 2003-04, 2004-05, 2005-06, 2006-07, 2007-08, 2008-09, 2013-14• イングランド年間最優秀選手:2回(2007, 2012)• シルバーボール:1回()• :3回(2007, 2008, 2009)• :3回(2005, 2006, 2007)• チーム・オブ・ザ・トーナメント:1回()• :6回(2001年3月、2003年3月、2004年12月、2006年4月、2009年3月、2014年3月)• :2017年 勲章 [ ]• ・MBE 指導歴 [ ]• リヴァプール• 2017年2月 - 6月、アカデミーコーチ• 2017年7月 - 2018年 U-18監督• レンジャーズFC• 2018年6月 - 監督 関連情報 [ ] 著書 [ ]• 『』小林玲子訳、、2016年4月。 脚注 [ ] []• The Rec. Sport. Soccer Statistics Foundation. ESPN. 2018年11月29日. 26 March 2020閲覧。 2016年5月16日. 26 March 2020閲覧。 BBC. 2003年3月2日. 22 April 2017閲覧。 dailymail. 2016年5月16日. 26 March 2020閲覧。 を参照• theguardian. com. 17 April 2014. 22 April 2017閲覧。 Liverpool FC. 29 August 2019. 26 March 2020閲覧。 -日本を沸かした世界基準のゴール〜ゴール編〜超ワールドサッカー• news. bbc. 2006年5月12日. 2020年3月28日閲覧。 news. bbc. 30 April 2008. 2020年3月28日閲覧。 UEFA. 2010年10月1日. 2020年3月28日閲覧。 premierleague. com. 2020年3月28日閲覧。 BBC. 25 Feb 2012. 22 April 2017閲覧。 BBC. 17 March 2012. 22 April 2017閲覧。 dailymail. 2013年10月19日. 30 March 2020閲覧。 30 April 2020. 2020年3月30日閲覧。 BBC. 2014年4月21日. 22 April 2017閲覧。 リヴァプールFC 2015年1月2日• Goal 2015年1月3日• dailymail. Feeb 4 2015• BBC. 25 Feb 2015. 22 April 2017閲覧。 premierleague. com. 2020年3月28日閲覧。 Goal 2015年1月8日• soccerking 2015年2月6日• footballchannel 2015年7月4日• soccerking 2015年7月4日• ABS-CBN SPORTS. 2015年7月18日. 2020年3月26日閲覧。 スポニチアネックス. 2016年11月16日. 2016年11月16日閲覧。 スポニチアネックス. 2016年11月25日. 2016年11月25日閲覧。 FANSIDED. 2020年3月26日閲覧。 BBC. 2000年5月31日. 22 April 2017閲覧。 www. transfermarkt. com. 2000年5月31日. 22 April 2017閲覧。 BBC. 2002年5月14日. 2020年3月28日閲覧。 uefa. com. 2004年6月18日. 2020年3月28日閲覧。 Goal. com 2010年6月5日• BBC. 2010年6月27日. 2020年3月28日閲覧。 Goal. com 2014年7月22日• BBC. 2017年1月20日. 22 April 2017閲覧。 SoccerKING 2017年4月28日• Rangers Football Club, Official Website. 2018年5月4日. 2018年6月4日閲覧。 2018年5月5日. 2018年6月4日閲覧。 DVD "スティーヴン・ジェラード 伝説への飛翔"より• AFP. 2009年3月21日. 2011年3月7日閲覧。 Forbes. com 2014年6月発表。 soccerking 2015年9月9日 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。 GoalVideoz. com• — FIFA competition record.

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ジェラード

ガットゥーゾの嘲笑 ジェラードのカムバックはハーフタイム中に始まった。 リバプールのキャプテンは、対戦相手には敬意を持って接することをモットーとしている。 そのジェラードの目に、ミランの猛者ジェンナーロ・ガットゥーゾの態度は非礼と映った。 3-0とリードして前半を終えたとはいえ、試合半ばにして優勝騒ぎの音頭を取るガットゥーゾを、ジェラードは許せなかったのである。 足早に控え室へと向かうジェラードの胸中には、激しい悲しみと怒りが混在していた。 CL決勝の歴史上、最も一方的(に劣勢)な前半を体験する羽目になってしまったのだから無理もない。 そのジェラードに対して、ガットゥーゾはトンネルの中で、まるで傷口に塩を塗り付けるかのように嘲(あざけ)りの表情を見せた。 少なくともジェラードには、ガットゥーゾの笑みはそう受け取れた。 確かに前半の内容と結果を見れば、ミランはリバプールに、ガットゥーゾはジェラードに完勝していた。 リバプールMFは、まともにボールを持たせてもらえなかった。 それほど、ガットゥーゾのボール奪取力とコントロールは際立っていた。 勇猛果敢なミランMFに自軍の心臓を停止させられたイングランドの雄は、ほぼ無抵抗の状態でパオロ・マルディーニとエルナン・クレスポ(2得点)にゴールを決められている。 敵を「子猫」にした怒りのターボ しかし、敵のキーマンが見せた高慢な笑みが、リバプールの象徴を奮い立たせた。 ジェラードは、「これ以上の失点だけは避けよう」というダメージの軽減を優先する声もあった控え室で叫んだ。 この怒りこそが、前半終了時には屍(しかばね)も同然だったリバプールに精気を甦らせたのである。 54分にキャプテンのヘディングで1点を返したリバプールは、その2分後、ジェラードが生み出したスペースからブラディミル・シュミチェルがシュートを決め、さらに4分後には、ジェラードがガットゥーゾのファウルで得たPKをシャビ・アロンソが決めて、3-3の同点に持ち込んでいる。 怒りという名のターボを全開にして走るジェラードと対することになったガットゥーゾには、もはや笑みを浮かべる余裕はもちろん、息をする暇すらないように見受けられた。 ガットゥーゾがどれだけ必死に走り回っても、中盤の支配権は長いストライドで前線へと駆け上がるジェラードが握っていた。 ミランのボランチが、ボックス内で苦し紛れのファウルを犯すしかなかった59分の一場面が、前半とは180度逆転した両者の力関係、ひいては両軍の力関係を物語っている。 のちに「見た目は凶暴そうでも実態は子猫」とジェラードに評されるガットゥーゾは、後半も半ばになる頃には、ピッチ上での存在感すら失っていた。 「まじかよ」と嘆きながら ただし、この日のジェラードには第2のバトルも待ち受けていた。 尻に火がついたミランは、延長戦突入を前に、突破力のある左SBセルジーニョをピッチに送り出した。 明らかに疲れの見えるリバプールDF陣を相手に、左サイドを疾走するセルジーニョ。 するとリバプールベンチからは、「お前はまだイケそうだからセルジーニョをマークしろ!」という、ラファエル・ベニテス監督の指示がジェラードに対して飛んだのだ。 内心では「まじかよ」と嘆きつつも、ジェラードはつりかけていた両足を酷使してセルジーニョに立ち向かった。 ドリブルで勝負を挑むブラジル人SBに対し、必死の形相でタックルを仕掛けるイングランド人MF。 すでに疲労困ぱいのジェラードは、さっそうと自陣内に駆け上がってくるセルジーニョと正対するたびに、「こいつ、足にエンジンでも付いてんのか?」とつぶやいていたという。 もちろん、リバプールがPK戦の末に優勝を飾った結果が示しているように、ジェラードは幾度となくセルジーニョの突進を阻止してみせた。 前半に味わった屈辱と後半のゴールで得た勇気をエネルギーに変え、自身の体を投げ打ちながら。 イスタンブールでジェラードが手にした優勝メダルは、CL決勝の大舞台で一度ならず二度までも、形勢不利と思われた個人バトルに勝利を収めた、真のビッグプレーヤーの証でもある。

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ジェラード悪夢のスリップから6年。リバプールに再び不運、それでも。

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2014年4月27日にアンフィールドで行われた、プレミアリーグ第36節・リバプールvsチェルシーでの一幕。 ここで説明するまでもなく、フットボールファンの中には今でも記憶の中に今でも鮮明に残っているかもしれない。 レッズファンはこの苦い思い出に苛まれ、はたまたシティファンには明るい思い出として残っていることだろう。 3試合を残した時点で首位を走っていたリバプールはこの大一番に敗れ、続くクリスタルパレス戦にも引き分けた。 そしてシーズン最終盤にマンチェスター・Cに逆転を許し、悲願のプレミアリーグ初制覇が、文字通り手から滑り落ちてしまった。 決してこの試合、このシーンで2013-14シーズンの全てが決まったわけではない。 それでも6年前の今日が、プレミアリーグにおけるリバプールの歴史の中で「最悪の日」であることは確かだ。 今季優勝は決定的、だったはずが。 2019-20シーズンのプレミアリーグは、リバプールの優勝が決定的といっても過言ではない。 第28節のワトフォード戦に敗れるまで、リーグ戦では開幕から負けなし。 それも3ポイントを逃したのは引き分けたマンチェスター・U戦のみだ。 29試合消化時点での勝ち点は驚異の「82」。 2位のマンチェスター・C(28試合消化)との勝ち点差は「25」で、あと2試合勝利するだけで自力で優勝が決められる状況だ。 それだけではない。 これまでシティが保持していた1シーズンでの最多勝利数、そして最多勝ち点記録を更新する可能性もある。 17-18シーズンに樹立されたシーズン32勝、勝ち点100という2つの記録。 リバプールは今季残りの9試合において、6勝で前者を、19ポイントで後者を更新することができる。

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