宝石 の 国 89。 ▷ 宝石の国89最新話ネタバレあらすじ確定&感想! 感想 !

第89条 公の財産の支出又は利用の制限 / 日本国憲法 逐条解説

宝石 の 国 89

『 宝石の国』は『 アフタヌーン』で連載中の 市川春子先生による漫画作品です。 昨年アニメ化され、幅広い層から高い人気を得ました。 今月はついにファン待望の 最新刊、 9巻が発売されます。 筆者は単行本派で、9巻の展開が楽しみで仕方ない今日この頃です。 以前から衝撃的な展開が話題を呼んできた『宝石の国』は、 読者によって今後の展開が予想されてきました。 中でも原作者の市川春子先生も高校時代学ばれたという 仏教視点からの考察は、多くのファンの話題を集めています。 今回は何年も前から考察されている 『宝石の国』のエンディングに関する仮説「 七宝説」をご紹介。 仏教好きで宝石の国大ファンな筆者が、『宝石の国』をより深く楽しめるようになる仏教哲学をお伝えします。 未読の方はご注意ください。 9巻発売前に書いているため、最新刊の内容と異なる予想がある可能性があります。 【宝石の国・あらすじ】フォスの激的な変化。 フォスの身体を構成する宝石はどんどん増えていく… 六度の隕石で人類が滅んだ後の、遠い遠い未来。 私たち人間が繁栄していた大陸は海の底に沈み、唯一残った浜辺に、人間そっくりの姿をした「 宝石」が暮らしていました。 宝石たちは体内にインクルージョンと呼ばれる微小生物を持っており、体をバラバラに砕かれても、破片を繋げば蘇生できる不死身の肉体を持っています。 しかしそんな彼らには月人と呼ばれる天敵がおり、度々月人により月に誘拐されていたので、力を合わせて対抗していました。 主人公・ フォスフォフィライトはその中で最年少。 宝石の強さを表す硬度が三半ですぐに砕けてしまうフォスは戦闘に出られず、不器用で無職状態でした。 しかし300歳のときフォスは大きく変化します。 海で両足を失ったフォスは、失った足の代わりに繋いだアゲートで駿足になり戦闘に出られるように。 しかし実戦で役に立てないフォスは悔しさから皆が眠る冬の間、厳しい仕事に挑戦します。 しかし今度は流氷に両腕を奪われ、代わりになる素材を探していたとき月人が襲撃してきました。 そして月人からフォスを庇った仲間・ アンタークチサイトが攫われてしまいます。 自分の身代わりになったアンタークへの自責の念からフォスは性格も激変し、アンタークに繋いでもらった金と白金の腕を操って月人を殲滅する戦士に変わっていきました。 外見も内面も変化したフォスは、育ての親である金剛先生が月人と近しい存在ではないかと疑いを持つようになります。 金剛先生の謎を探る中で、今度は協力してくれた仲間・ゴーストがフォスの身代わりになって月人に誘拐されてしまいます。 仲間にこれ以上迷惑をかけたくないフォスは金剛先生を詮索することを諦めました。 後に戦闘中、頭部を失ったことで昏睡状態になったフォスは、頭だけを残して月に攫われた ラピスという仲間の頭を接合されます。 フォスは百年後、新たな身体で奇跡的に覚醒。 ラピスの頭部を接合されたことで天才的頭脳を受け継いだフォスは、金剛先生の正体を暴くため再び始動、最終的に月人にわざと攫われる形で月へ行きました。 降り立った月の世界で、フォスは金剛先生と月人の正体を知ることになります。 宝石たちが誘拐されている本当の理由を知ったフォスは、金剛先生を裏切ることで月人に協力する取引を持ちかけます。 戦闘へ向かう月人とともに月を離れ地上に帰還したフォスは、巧妙な話術で仲間の心を操り、ともに月へ行こうと唆していきました。 そして月人との約束の日がやってきます。 物語が始まった頃と顔立ちも身長も違うフォスはもはや別人で、8巻のキャラクター紹介ページには 主人公。 フォスフォフィライトの要素はほぼなくした。 今回もご期待ください と紹介されています。 容姿だけでなく心も変わり、誰よりも慕っていた金剛先生を裏切ろうとするフォス。 激的に変化していくフォスが9巻ではどうなるのか、ファンの関心が高まる中、待望の最新刊が発売されます。 フォスは「七宝」になるのでは?ファンの中で「七宝説」が話題になる 約二年ほど前、『宝石の国』の主人公・フォスフォフィライトが今後どのような姿になるのか、ネット上でファンにより盛んに考察がされていました。 昨日の「宝石の国」のラピスの話、人格3〜4人ぶんではと言いつつ実際にはもっと内包鉱物あったよなぁ、と調べたら主要鉱物以外を含めると6種類だそうで、しかも「今のフォスにラピスを加えると仏教の七宝(金、銀、瑠璃、水晶、珊瑚、瑪瑙、シャコ貝)に近付くのでは」って考察してる人いて震えた… — 紺碧 Konpekin この方も調べておられますが、8巻ラスト時点でフォスの身体は、 貝殻、アゲートの足、金、白金、ラピスラズリで構成されています。 現在複数の宝石で構成されているフォスの身体は、金、銀、瑠璃 るり 、瑪瑙 めのう といった 仏教で説かれる「 七宝」として挙げられる宝石と重なっています。 瑠璃 るり は ラピスラズリの和名、 瑪瑙 めのう は アゲートです。 さらにフォスは月人によって 水晶の眼球を埋め込まれるのですが、水晶も「 玻璃 はり 」という七宝の中に挙げられることがある宝石です。 このままフォスの身体を構成する宝石が増えていけば、 最終的に「七宝」になるのではないかと予想されています。 またフォスがアンタークを失って変化したときに登場した パパラチアという仲間も、今後の展開に重要な役割を果たすのではないかと予想されているようです。 パパラチアは強い戦闘力を持つ兄貴分であり、皆に慕われていましたが、生まれつき7つの穴がある特異体質で、長い時をほとんど眠って過ごしています。 パパラチアの相棒であるルチルは、様々な宝石を集めてはパパラチアの穴に嵌め、パパラチアが覚醒する方法を模索していました。 パパラチアは「 蓮の花」という意味を持ち、 蓮は仏教で極楽浄土に咲く花とされています。 フォスの身体を構成する宝石が仏教で説かれる「 七宝」になり、何らかの経緯で 仏教で説かれる極楽浄土の花「蓮」の意味を持つパパラチアの身体に埋め込まれたとき、何かが起きるのではと考察するファンも多くおられるようです。 9巻の発売を前に再び大きな注目が集まっている「七宝説」。 仏教で説かれる「七宝」はどういう意味なのでしょうか。 仏教に熱心であった義満は「九山八海石(くせんはっかいせき)」と呼称される石を配したり、「 七宝の池」と呼称される阿弥陀仏の浄土世界や蓬莱思想をイメージして築庭したとも云われております。 仏典の一つ、阿弥陀経には 又舎利佛、 極楽浄土には七宝の池有り。 八功徳水其の中に充満せり。 池の底にはもつぱら金沙を以て地に布けり。 四辺の階道、 金・銀・瑠璃・玻璃 はり をもつて合成せり。 上に楼閣有り。 また 金・銀・瑠璃・玻璃 はり ・蝦蛄(しゃこ)・赤珠(しゃくしゅ)・碼碯 めのう を以て而も之を厳飾(ごんじき)せり。 という記述があります。 これは仏教で説かれる 「極楽浄土」についてお釈迦さまが教えられた部分で、金や銀、瑠璃といった宝石でできた美しくまばゆい世界だと説かれています。 『宝石の国』は金剛先生や月人の衣装などに強い仏教色がありますが、作者の市川春子先生もこの「極楽浄土」についての仏典の描写に興味を惹かれたと語っておられます。 高校時代、仏教校に在籍していたためお経を読む機会がありまして、そこに 「浄土は宝石でできている」という描写があったんです。 その俗っぽい価値感というか人間らしい複雑味みたいなものがおもしろいなと、ずっと気になっていました。 まさに 「七宝」は『宝石の国』誕生のきっかけ。 『宝石の国』の今後の展開に関係があるのは間違いなさそうです。 市川春子先生は七宝でできている極楽浄土という描写について「その 俗っぽい価値感というか人間らしい複雑味みたいなものがおもしろい」と語っておられます。 実は「七宝」が仏典で登場する理由は、まさにここにあります。 仏典で説かれる極楽浄土は本当に「宝石の国」なの?「七宝」は釈迦の待機説法 『宝石の国』に登場する月人は仏像のような姿をしていますが、仏教は月人のように天から降りてきた神や宇宙人のような存在が説いた教えではありません。 人間として生まれ、修行の末に仏のさとりを得たお釈迦さまが、一生涯かけて説かれた教えが仏教です。 仏のさとりを得たお釈迦さまは、人間には想像も及ばない深くて広い智慧を持ち、どんなにIQの高い人でも、仏の見ている世界を知ることはできないと言われます。 「極楽浄土」もおとぎ話でなく実際に存在する世界と仏教では説かれていますが、私たち人間の知恵では浄土の世界を想像することはできません。 本当は極楽浄土の幸せを人間が分かるように解くことはできないのですが、それでは人間はそこに行きたいという気持ちすら起きなくなってしまいます。 そこで 釈迦は「 俗っぽい価値感」に合わせて極楽浄土を説かれ、その表現が 「 七宝」でできた極楽浄土でした。 法を説く相手に応じて巧みに変えられた、お釈迦さまの説き方を「 対機説法」といいます。 比喩的な表現として「応病与薬」というのと同じ意味である。 「心」のことを仏教では「機」といいます。 ですから人間の機、つまり 私たちの心に「対応」するように説かれた説き方の一つが「七宝」なのです。 一つのことを説くのに、その場にいた人間たちに分かるような様々なたとえで話されたので、経典は膨大な数になったと言われています。 極楽浄土が本当に七宝でできた『宝石の国』なのではなく、人間の知恵では理解できない世界を何とか分かるように表現されたのが「七宝」なのです。 もしお釈迦さまがフォスに極楽浄土の楽しさを説くなら、アンタークを始めとする、もう会うことのできない仲間と暮らせる世界のように説かれるかもしれませんね。 市川春子先生も注目されていた「七宝」でできた極楽浄土の世界。 フォスの身体が「七宝」になったとき、何が『宝石の国』の世界に待っているのか。 9巻の展開を楽しみにしながら、発売日を待ちたいと思います。

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国石

宝石 の 国 89

『 宝石の国』は『 アフタヌーン』で連載中の 市川春子先生による漫画作品です。 昨年アニメ化され、幅広い層から高い人気を得ました。 今月はついにファン待望の 最新刊、 9巻が発売されます。 筆者は単行本派で、9巻の展開が楽しみで仕方ない今日この頃です。 以前から衝撃的な展開が話題を呼んできた『宝石の国』は、 読者によって今後の展開が予想されてきました。 中でも原作者の市川春子先生も高校時代学ばれたという 仏教視点からの考察は、多くのファンの話題を集めています。 今回は何年も前から考察されている 『宝石の国』のエンディングに関する仮説「 七宝説」をご紹介。 仏教好きで宝石の国大ファンな筆者が、『宝石の国』をより深く楽しめるようになる仏教哲学をお伝えします。 未読の方はご注意ください。 9巻発売前に書いているため、最新刊の内容と異なる予想がある可能性があります。 【宝石の国・あらすじ】フォスの激的な変化。 フォスの身体を構成する宝石はどんどん増えていく… 六度の隕石で人類が滅んだ後の、遠い遠い未来。 私たち人間が繁栄していた大陸は海の底に沈み、唯一残った浜辺に、人間そっくりの姿をした「 宝石」が暮らしていました。 宝石たちは体内にインクルージョンと呼ばれる微小生物を持っており、体をバラバラに砕かれても、破片を繋げば蘇生できる不死身の肉体を持っています。 しかしそんな彼らには月人と呼ばれる天敵がおり、度々月人により月に誘拐されていたので、力を合わせて対抗していました。 主人公・ フォスフォフィライトはその中で最年少。 宝石の強さを表す硬度が三半ですぐに砕けてしまうフォスは戦闘に出られず、不器用で無職状態でした。 しかし300歳のときフォスは大きく変化します。 海で両足を失ったフォスは、失った足の代わりに繋いだアゲートで駿足になり戦闘に出られるように。 しかし実戦で役に立てないフォスは悔しさから皆が眠る冬の間、厳しい仕事に挑戦します。 しかし今度は流氷に両腕を奪われ、代わりになる素材を探していたとき月人が襲撃してきました。 そして月人からフォスを庇った仲間・ アンタークチサイトが攫われてしまいます。 自分の身代わりになったアンタークへの自責の念からフォスは性格も激変し、アンタークに繋いでもらった金と白金の腕を操って月人を殲滅する戦士に変わっていきました。 外見も内面も変化したフォスは、育ての親である金剛先生が月人と近しい存在ではないかと疑いを持つようになります。 金剛先生の謎を探る中で、今度は協力してくれた仲間・ゴーストがフォスの身代わりになって月人に誘拐されてしまいます。 仲間にこれ以上迷惑をかけたくないフォスは金剛先生を詮索することを諦めました。 後に戦闘中、頭部を失ったことで昏睡状態になったフォスは、頭だけを残して月に攫われた ラピスという仲間の頭を接合されます。 フォスは百年後、新たな身体で奇跡的に覚醒。 ラピスの頭部を接合されたことで天才的頭脳を受け継いだフォスは、金剛先生の正体を暴くため再び始動、最終的に月人にわざと攫われる形で月へ行きました。 降り立った月の世界で、フォスは金剛先生と月人の正体を知ることになります。 宝石たちが誘拐されている本当の理由を知ったフォスは、金剛先生を裏切ることで月人に協力する取引を持ちかけます。 戦闘へ向かう月人とともに月を離れ地上に帰還したフォスは、巧妙な話術で仲間の心を操り、ともに月へ行こうと唆していきました。 そして月人との約束の日がやってきます。 物語が始まった頃と顔立ちも身長も違うフォスはもはや別人で、8巻のキャラクター紹介ページには 主人公。 フォスフォフィライトの要素はほぼなくした。 今回もご期待ください と紹介されています。 容姿だけでなく心も変わり、誰よりも慕っていた金剛先生を裏切ろうとするフォス。 激的に変化していくフォスが9巻ではどうなるのか、ファンの関心が高まる中、待望の最新刊が発売されます。 フォスは「七宝」になるのでは?ファンの中で「七宝説」が話題になる 約二年ほど前、『宝石の国』の主人公・フォスフォフィライトが今後どのような姿になるのか、ネット上でファンにより盛んに考察がされていました。 昨日の「宝石の国」のラピスの話、人格3〜4人ぶんではと言いつつ実際にはもっと内包鉱物あったよなぁ、と調べたら主要鉱物以外を含めると6種類だそうで、しかも「今のフォスにラピスを加えると仏教の七宝(金、銀、瑠璃、水晶、珊瑚、瑪瑙、シャコ貝)に近付くのでは」って考察してる人いて震えた… — 紺碧 Konpekin この方も調べておられますが、8巻ラスト時点でフォスの身体は、 貝殻、アゲートの足、金、白金、ラピスラズリで構成されています。 現在複数の宝石で構成されているフォスの身体は、金、銀、瑠璃 るり 、瑪瑙 めのう といった 仏教で説かれる「 七宝」として挙げられる宝石と重なっています。 瑠璃 るり は ラピスラズリの和名、 瑪瑙 めのう は アゲートです。 さらにフォスは月人によって 水晶の眼球を埋め込まれるのですが、水晶も「 玻璃 はり 」という七宝の中に挙げられることがある宝石です。 このままフォスの身体を構成する宝石が増えていけば、 最終的に「七宝」になるのではないかと予想されています。 またフォスがアンタークを失って変化したときに登場した パパラチアという仲間も、今後の展開に重要な役割を果たすのではないかと予想されているようです。 パパラチアは強い戦闘力を持つ兄貴分であり、皆に慕われていましたが、生まれつき7つの穴がある特異体質で、長い時をほとんど眠って過ごしています。 パパラチアの相棒であるルチルは、様々な宝石を集めてはパパラチアの穴に嵌め、パパラチアが覚醒する方法を模索していました。 パパラチアは「 蓮の花」という意味を持ち、 蓮は仏教で極楽浄土に咲く花とされています。 フォスの身体を構成する宝石が仏教で説かれる「 七宝」になり、何らかの経緯で 仏教で説かれる極楽浄土の花「蓮」の意味を持つパパラチアの身体に埋め込まれたとき、何かが起きるのではと考察するファンも多くおられるようです。 9巻の発売を前に再び大きな注目が集まっている「七宝説」。 仏教で説かれる「七宝」はどういう意味なのでしょうか。 仏教に熱心であった義満は「九山八海石(くせんはっかいせき)」と呼称される石を配したり、「 七宝の池」と呼称される阿弥陀仏の浄土世界や蓬莱思想をイメージして築庭したとも云われております。 仏典の一つ、阿弥陀経には 又舎利佛、 極楽浄土には七宝の池有り。 八功徳水其の中に充満せり。 池の底にはもつぱら金沙を以て地に布けり。 四辺の階道、 金・銀・瑠璃・玻璃 はり をもつて合成せり。 上に楼閣有り。 また 金・銀・瑠璃・玻璃 はり ・蝦蛄(しゃこ)・赤珠(しゃくしゅ)・碼碯 めのう を以て而も之を厳飾(ごんじき)せり。 という記述があります。 これは仏教で説かれる 「極楽浄土」についてお釈迦さまが教えられた部分で、金や銀、瑠璃といった宝石でできた美しくまばゆい世界だと説かれています。 『宝石の国』は金剛先生や月人の衣装などに強い仏教色がありますが、作者の市川春子先生もこの「極楽浄土」についての仏典の描写に興味を惹かれたと語っておられます。 高校時代、仏教校に在籍していたためお経を読む機会がありまして、そこに 「浄土は宝石でできている」という描写があったんです。 その俗っぽい価値感というか人間らしい複雑味みたいなものがおもしろいなと、ずっと気になっていました。 まさに 「七宝」は『宝石の国』誕生のきっかけ。 『宝石の国』の今後の展開に関係があるのは間違いなさそうです。 市川春子先生は七宝でできている極楽浄土という描写について「その 俗っぽい価値感というか人間らしい複雑味みたいなものがおもしろい」と語っておられます。 実は「七宝」が仏典で登場する理由は、まさにここにあります。 仏典で説かれる極楽浄土は本当に「宝石の国」なの?「七宝」は釈迦の待機説法 『宝石の国』に登場する月人は仏像のような姿をしていますが、仏教は月人のように天から降りてきた神や宇宙人のような存在が説いた教えではありません。 人間として生まれ、修行の末に仏のさとりを得たお釈迦さまが、一生涯かけて説かれた教えが仏教です。 仏のさとりを得たお釈迦さまは、人間には想像も及ばない深くて広い智慧を持ち、どんなにIQの高い人でも、仏の見ている世界を知ることはできないと言われます。 「極楽浄土」もおとぎ話でなく実際に存在する世界と仏教では説かれていますが、私たち人間の知恵では浄土の世界を想像することはできません。 本当は極楽浄土の幸せを人間が分かるように解くことはできないのですが、それでは人間はそこに行きたいという気持ちすら起きなくなってしまいます。 そこで 釈迦は「 俗っぽい価値感」に合わせて極楽浄土を説かれ、その表現が 「 七宝」でできた極楽浄土でした。 法を説く相手に応じて巧みに変えられた、お釈迦さまの説き方を「 対機説法」といいます。 比喩的な表現として「応病与薬」というのと同じ意味である。 「心」のことを仏教では「機」といいます。 ですから人間の機、つまり 私たちの心に「対応」するように説かれた説き方の一つが「七宝」なのです。 一つのことを説くのに、その場にいた人間たちに分かるような様々なたとえで話されたので、経典は膨大な数になったと言われています。 極楽浄土が本当に七宝でできた『宝石の国』なのではなく、人間の知恵では理解できない世界を何とか分かるように表現されたのが「七宝」なのです。 もしお釈迦さまがフォスに極楽浄土の楽しさを説くなら、アンタークを始めとする、もう会うことのできない仲間と暮らせる世界のように説かれるかもしれませんね。 市川春子先生も注目されていた「七宝」でできた極楽浄土の世界。 フォスの身体が「七宝」になったとき、何が『宝石の国』の世界に待っているのか。 9巻の展開を楽しみにしながら、発売日を待ちたいと思います。

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宝石の国 11巻 第89話『エンマ』ネタバレ感想|よなよな書房

宝石 の 国 89

概要 [ ] 非常に壊れにくいことからにはの材料でもあった。 では翡翠で作られたが出土する。 中国では、他の宝石よりも価値が高いとされ、古くから、などのや、精細なをほどこしたなどに加工され、利用されてきた。 および生命の再生をもたらす力を持つと信じられており [ ]、においては遺体全体を玉で覆うことが行われた。 のの遺体も玉で覆われていたとされる。 中南米のの墓でも同様の処置が確認される。 やではの道具としても使われていた(メソアメリカでは腹痛を和らげる石として使われていた)。 現在判明している世界最古のヒスイの加工は、現・において中期(約5000年前)から始まった。 世界最古の翡翠大珠がで見つかっている。 ・においても珍重され、祭祀・呪術に用いられたり、装身具やなどに加工されたりした。 しかし、以降は見向きもされないようになった。 そのため、国内産地も分からなくなり、研究者たちは国内で出土する勾玉等は国外から持ち込まれたものと考えていたが、(昭和13年)に糸魚川で見つかった鉱物を東北帝国大学(現・)のが鑑定し、国内産地があることが再発見された。 日本ではのにとともに数えられている。 宝石言葉は「長寿、健康、徳」。 2016年9月には日本のと認定されている。 (平成20年)のメダルにも使われている。 現在では翡翠はの材料としても馴染み深い。 硬玉と軟玉 [ ] 硬玉と軟玉は組成的にはなんら関係のないものだが、見た目が似ていることからどちらも翡翠と称される。 中国では軟玉しか産しなかったこともあり軟玉も宝石とみなされるが、一般的には軟玉はに分類される。 中国で翡翠として称されて販売されるものは現在でも軟玉が多い。 軟玉のうち白く透明感のある最上質のものは 羊脂玉と呼ばれ硬玉よりも高価で取引されることがある。 玉彫工芸品 [ ] 玉は中国では美しい石、宝石の総称で、古くから実用品や装飾等の材料として用いられた。 玉の玉彫工芸は今でも中国の工芸品の重要な位置をしめる。 また、玉の中でも特に翡翠が珍重されたことから、玉は翡翠の意味としても使われた。 なお、草創期のにはやも含むが、に収蔵されているような玉器のほとんどは軟玉である。 古い時代の中国では、特に白色のものが好まれており数々の作品が残っている。 これらの軟玉の産地は、現在の中国に属するであり、他の軟玉より硬く 籽玉(シギョク、シは米へんに子)または(古くはコーラン玉)と呼ばれていた。 (の時代)以降、から硬玉が輸入されるようになると、鮮やかな緑のものが好まれるようになった。 そのなかでも高品質のものは 琅玕 ( ロウカン、 (カンは玉へんに干)と呼ばれ珍重されることになった。 にある有名なの彫刻は硬玉製である。 琅玕は中国語で青々とした美しいを意味し、英語では インペリアルジェイドと呼ばれる。 これはが熱狂的な収集家であったことに由来するとされる。 語源 [ ] 翡翠 [ ] 元々、翡翠は美しい石として、やその他の宝石とともに「玉」と総称されていた。 「翡翠」は中国では元々を指す言葉であったが、時代が下ると翡翠が宝石の玉も指すようになった。 その経緯は分かっていないが以下の説がある。 翡翠のうち白地に緑色と緋色が混じる石はとりわけ美しく、カワセミの羽の色に例えられ翡翠玉と名づけられたという。 この「翡翠玉」がいつしか「玉」全体をさす名前になったのではないかと考えられている。 参考までに、古代日本では玉は「たま」、カワセミは「そび」「そにとり」と呼ばれていた。 カワセミに「翡翠」の字があてられ「ヒスイ」とも呼ばれ始めたのは室町時代以降である。 したがって「翡翠」の語は中国から輸入されたと推察できる。 Jade [ ] 英語では、硬玉、軟玉、碧玉等の総称として ジェイド を使っており、とくに硬玉と軟玉をわける必要があるとき、硬玉(ヒスイ輝石)を ジェイダイト 、軟玉(透閃石-緑閃石系角閃石)を といっている。 Jadeの語源として、の「 piedra de ijada」(腹痛の石の意)が、に移入して「 pierre de jade」と変化し、これが英語に入り「 Jade」となったとされる。 なお「腹痛の石」の名称は、スペイン人がメキシコの王国を滅ぼした後、メキシコからこの石を持ち帰ったことに由来する。 産出地 [ ] 翡翠の産出地は世界的にも限られている。 なお、中国のホータンで産出される翡翠()は軟玉であり、よく誤解されているが中国に硬玉の産地は存在しない。 硬玉の主な産地 [ ] 宮崎・境海岸(富山県)• 日本 : 流域、北陸の海岸やの(ヒスイ海岸)、兵庫県養父市(旧大屋町)、鳥取県、静岡県引佐地区、群馬県下仁田町、岡山県新見市の大佐山、熊本県八代市泉町など• ミャンマー : カチン高原()• : ニューイドリア地区• : 西サヤン山脈• 軟玉の主な産地 [ ]• 日本 : 新潟県糸魚川市• のの : 古代において諸国と中国との間の重要な交易商品となった。 ここで採れたものは特にと呼ばれている。 : ウィンドリバー山脈 性質・特徴 [ ] 翡翠は「硬玉」(ヒスイ輝石)と「軟玉」(ネフライト)の2種類があり、化学的にも鉱物学的にも異なる物質である。 それ以外のものは基本的には資産価値に乏しいとされている。 本記事でも「翡翠」は、特に断わりのない限りヒスイ輝石岩のことを指している。 鉱物学的特徴 [ ] 詳細は「」および「」を参照 硬玉 - (jadeite、本翡翠、ジェイダイト、ジェダイト) の一種。 イノ珪酸塩鉱物。 化学組成: NaAlSi 2O 6。 : 単斜晶系。 : 白色、淡紫色。 : 6. 5 - 7。 : 3. 25 - 3. ・: 完全。 の形: 単鎖型。 軟玉 - (nephrite、-系角閃石の緻密な集合) の一種。 イノ珪酸塩鉱物。 化学組成: Ca 2(Mg,Fe) 5Si 8O 22 OH 2。 結晶系: 単斜晶系。 色: 白色、葉緑色 - 暗緑色。 モース硬度: 6 - 6. 比重: 2. 9 - 3. 堅牢性 [ ] 硬玉はモース硬度が6. 5 - 7、軟玉は6 - 6. 5、と価値の高い宝石の中では硬度が低く、砂()よりも硬度が劣るため傷がつきやすい。 しかし翡翠は、硬玉も軟玉も、内部で針状~繊維状の小さな結晶が複雑に絡み合った鉱物()であり、すべての鉱物の中で最も割れにくい性質()を持っている。 は最高の硬度をもっているが、ある特定の角度から衝撃を与えると簡単に割れる。 一方、翡翠は細かな結晶の集まりであるため、衝撃に弱い方向というものが存在しない。 ただし、鉱物としては強靭でも、天然翡翠の場合、ヒビや石目があるとそこから割れる場合もあるので取り扱いに気をつける必要がある。 翡翠の色 [ ] 日本では翡翠は深緑の宝石という印象を持つ人が多いが、その他にも、ピンク、薄紫(ラベンダー)、半透明、白、青、黒、黄、橙、赤橙といった様々な色があり、大きく分けて、15色程度と言われる。 化学的に純粋なヒスイ輝石の結晶は無色だが、翡翠は細かな結晶の集まりのため白色となる。 また翡翠が様々な色を持つのは石に含まれる不純物や他の輝石の色のためである。 翡翠の緑色には2つの系統あり、鮮やかな緑のものはが原因であり、の色である。 もう一つの落ち着いた緑はによるものであり、の色である。 同じ緑色でも日本と東南アジアでは好みが異なり、日本では濃い緑のものが価値が高く、逆に東南アジアでは色の薄いものが好まれている。 ただしこれは比較的安価な石の事であって、やはりどの国に於いても最も珍重されるのは琅玕クラスの石である。 また、翡翠は半透明というイメージがあるが品質の良い石はトロリとしたテリのある透明感がある。 緑の次に人気の高い「ラベンダー翡翠」は、日本のものはが原因でありやや青みがかってみえる。 またミャンマー産のものは鉄が原因であり紅紫色が強い。 黄、橙、赤橙は、粒間にあるの影響であり、黒色のものはが原因である。 これらの色の翡翠は一般的には資産価値がない。 日本では橙、赤橙系の翡翠は産出されていない。 青は、ヒスイ輝石には存在せず、主にオンファス輝石の色によっている。 また、日本の翡翠中から見出される青い鉱物は、(SrAl 2 Si 2O 7 OH 2・H 2O)というであることが発見されている。 翡翠の成因 [ ] 翡翠が産出されるところは全てであり、翡翠は主に中に存在する。 蛇紋岩はの下のに多く含まれるがを含んで変質したもので、境界付近で起こるの結果としてできる岩石である。 一方のプレートが他のプレートの下に潜り込むことにより広域変成作用が起こり、同時に激しい活動で地上に揉みだされることにより蛇紋岩は地表付近に出現する。 その途中で(曹長岩)や変、変を取り込むことがあり、それらが高い圧力のもとでやを含んだ溶液と反応して翡翠に変化したと考えられている。 人工合成石 [ ] にGE(社)が人工的な合成に成功。 5mm の円筒状結晶を得ている。 ただし、宝飾用のものを合成することは現在のところ困難である。 加工法 [ ] 翡翠は多孔質の物質であり、様々な後加工が可能である。 通常、宝石として販売される翡翠は、まったく無処理の翡翠は少なく、なんらかの改良処理がされているものがほとんどである。 この処理のことをエンハンスメントという。 エンハンスメント [ ] エンハンスメントは天然の状態でも起こりうる現象を人為的に似せて行う改良であり、処理石とは見なされないとされる。 翡翠の場合、表面の光沢を改良する目的で、無色ワックスなどでエンハンスメント(蝋処理)が行われる。 これらは鑑別書に明記されることがある。 トリートメント [ ] 天然の状態では起こらない方法で改良処理されたものをトリートメントという。 翡翠の場合は 含浸と 染色がある。 これらは鑑別書に明記される。 含浸 天然翡翠には不純物のなどで茶色が混ざっている場合も多い。 翡翠は酸に比較的強いため、などにつけて鉄を煮出すことができる。 その後に浸し表面を滑らかに整える方法は、中国では古くから行われている。 染色 翡翠は多孔質の物質であり、染料を簡単に吸収することから、価値の劣る白色の翡翠を染色することが行われている。 翡翠の等級 [ ] 以上のような処理をほどこした翡翠は3つの等級に分けられる。 Aジェイド 処理されていないもの。 「ナチュラルナチュラル」と呼ばれる。 Bジェイド 樹脂に浸したもの。 同時に漂白処理もされることが多い。 Cジェイド 染色されたもの。 鑑定・購入 [ ] 翡翠の鑑別は科学的鑑定法が存在するが、一般人が行うことは難しいため専門機関に任せることになる。 硬玉と軟玉の区別は非常につきにくいため、海外で購入する場合は特に注意が必要である。 また宝石業界では、商品名の中に見かけのよく似たより高価な貴金属名を入れて顧客を騙す「フォールスネーム(偽名)」という慣習があるが、以下にあげるように、翡翠にはよく似た鉱物や少し加工するだけで翡翠に見せかけることができる鉱物が多いため、別の鉱物に「~翡翠」などというフォールスネームをつけて売られていることが少なくない。 翡翠に似る石 [ ] (玉髄、碧玉)、(翡翠とも呼ばれる) カルセドニーはさまざまな呼び名があり、瑪瑙()、、などの変種がある。 これも翡翠と同じような多孔質の石であり、しばしば染色されて販売されている。 緑に染めた場合、青味がかかって見え、「ブルージェイド」と呼ばれる場合もある。 クリソプレーズは緑色のカルセドニー。 、(翡翠) クォーザイトは日本語でのこと。 これを染色すると、翡翠によく似た石となる。 はその変種で、クロムの結晶の色から緑色にみえる。 ごく安価であり、を扱う店にはよく陳列されている。 (コリアンジェイド) 日本語では。 翡翠に似た触感と脂肪光沢のある石であり、翡翠と同じく中に含まれる。 安価で、翡翠より硬度が低いため彫刻用として利用されている。 (アメリカンジェイド、カリフォルニアンジェイド) という鉱物の一種。 そのなかで緑色をしている変種をアイドクレーズという。 (アフリカ翡翠、) 緑色の(ガーネット)の一種。 黒い斑点状にを含む場合が多い。 Maw-Sit-Sit ヒスイ輝石によく似た組成の()が主成分。 ミャンマーので産出される。 黒っぽい色で宝飾品としてはあまり人気がない。 翡翠の模造石。 を加熱して、ゆっくりと冷やすことで部分的に結晶化させて半透明化させたもの。 染色クンツァイト 翡翠の模造品。 質の悪い()や色の悪いクンツァイトに対して、しばしば染色され旅行客相手に販売されていることがある。 染色することによりロウカン質を思わせる透明感と色合に仕上がる。 染色 [ ] 昨今の染色技術は、肉眼による鑑別が不可能な域にまで達し、それ故、染色された翡翠を天然の色であるように偽って高値で販売されることも少なくない。 このような場合、鑑別には チェルシーフィルターという、特殊な波長特性を持つ光学フィルターが使われる。 一般に、緑色の翡翠の鑑別に用いられるが、ラベンダー翡翠の鑑別用フィルターも作られている。 脚注 [ ] [] は列挙するだけでなく、などを用いてしてください。 記事のにご協力をお願いいたします。 ( 2018年12月)• ・ 『標準原色図鑑全集6 岩石鉱物』 、1967年、。 ・ 『岩石学I - 偏光顕微鏡と造岩鉱物』 〈共立全書〉、1972年、。 『楽しい鉱物学 - 基礎知識から鑑定まで』 、1990年、。 『春山行夫の博物誌IV 宝石2』 、1989年、。 ・ 『白いヒスイ谷への招待』 、2003年、。 ・ 『叢書5 日本産鉱物型録』 、2006年、。 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 ヒスイに関連する および があります。 - メソアメリカ文明におけるヒスイについて• 外部リンク [ ]• mindat. org (英語).

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